宮古島市議会 > 2022-03-02 >
03月02日-02号

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  1. 宮古島市議会 2022-03-02
    03月02日-02号


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    令和 4年  3月 定例会(第2回)          令和4年第2回宮古島市議会定例会(3月)議事日程第2号                           令和4年3月2日(水)午前10時開議 日程第 1    議案第44号 宮古島市城辺世代間交流複合施設指定管理者の指定について(市長提出) 〃 第 2     〃 第 2 号 令和3年度宮古島市一般会計補正予算(第11号)    (  〃  ) 〃 第 3     〃 第 3 号 令和3年度宮古島市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)                                          (  〃  ) 〃 第 4     〃 第 4 号 令和3年度宮古島市港湾事業特別会計補正予算(第4号) (  〃  ) 〃 第 5     〃 第 5 号 令和3年度宮古島市介護保険特別会計補正予算(第3号) (  〃  ) 〃 第 6     〃 第 6 号 令和3年度宮古島市後期高齢者医療特別会計補正予算(第4号)                                          (  〃  ) 〃 第 7     〃 第 7 号 令和3年度宮古島市土地区画整理事業特別会計補正予算(第3号)                                          (  〃  ) 〃 第 8     〃 第 8 号 令和3年度宮古島市水道事業会計補正予算(第4号)   (  〃  ) 〃 第 9     〃 第 9 号 令和3年度宮古島市公共下水道事業会計補正予算(第3号)(  〃  ) 〃 第10    〃 第10号 令和4年度宮古島市一般会計予算            (  〃  ) 〃 第11    〃 第11号 令和4年度宮古島市国民健康保険事業特別会計予算    (  〃  ) 〃 第12    〃 第12号 令和4年度宮古島市港湾事業特別会計予算        (  〃  ) 〃 第13    〃 第13号 令和4年度宮古島市介護保険特別会計予算        (  〃  ) 〃 第14    〃 第14号 令和4年度宮古島市後期高齢者医療特別会計予算     (  〃  ) 〃 第15    〃 第15号 令和4年度宮古島市再生可能エネルギー運営事業特別会計予算                                          (  〃  ) 〃 第16    〃 第16号 令和4年度宮古島市土地区画整理事業特別会計予算    (  〃  ) 〃 第17    〃 第17号 令和4年度宮古島市水道事業会計予算          (  〃  ) 〃 第18    〃 第18号 令和4年度宮古島市公共下水道事業会計予算       (  〃  ) 〃 第19    〃 第19号 令和4年度宮古島市農業集落排水事業会計予算      (  〃  ) 〃 第20    〃 第20号 令和4年度宮古島市漁業集落排水事業会計予算      (  〃  ) ◎会議に付した事件    議事日程に同じ            令和4年第2回宮古島市議会定例会(3月)会議録 令和4年3月2日(水)                                     (開議=午前10時00分) ◎出席議員(24名)                          (散会=午後3時23分)┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓┃ 議   長(22番)  上 地 廣 敏 君  議   員(11番)  上 地 堅 司 君 ┃┃ 副 議 長(18〃)  長 崎 富 夫 〃    〃  (12〃)  仲 間 誉 人 〃 ┃┃ 議   員(1 〃)  久 貝 美奈子 〃    〃  (13〃)  平 良 和 彦 〃 ┃┃   〃  (2 〃)  下 地   茜 〃    〃  (14〃)  下 地 信 広 〃 ┃┃   〃  (3 〃)  砂 川 和 也 〃    〃  (15〃)  我如古 三 雄 〃 ┃┃   〃  (4 〃)  狩 俣 勝 成 〃    〃  (16〃)  前 里 光 健 〃 ┃┃   〃  (5 〃)  富 浜 靖 雄 〃    〃  (17〃)  西 里 芳 明 〃 ┃┃   〃  (6 〃)  下 地 信 男 〃    〃  (19〃)  友 利 光 徳 〃 ┃┃   〃  (7 〃)  新 里   匠 〃    〃  (20〃)  上 里   樹 〃 ┃┃   〃  (8 〃)  狩 俣 政 作 〃    〃  (21〃)  粟 国 恒 広 〃 ┃┃   〃  (9 〃)  山 下   誠 〃    〃  (23〃)  平 良 敏 夫 〃 ┃┃   〃  (10〃)  池 城   健 〃    〃  (24〃)  山 里 雅 彦 〃 ┃┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ◎欠席議員(0名) ◎説 明 員┏━━━━━━━━━━━┯━━━━━━━━━━━┯━━━━━━━━━━━┯━━━━━━━━━━┓┃ 市       長 │ 座喜味 一 幸 君 │ 上 下 水 道 部 長 │ 兼 島 方 昭 君┃┃ 副   市   長 │ 伊 川 秀 樹 〃 │ 会 計 管 理 者 │ 與那覇 勝 重 〃┃┃ 企 画 政 策 部 長 │ 垣 花 和 彦 〃 │ 消   防   長 │ 羽 地   淳 〃┃┃ 総  務 部  長 │ 宮 国 泰 誠 〃 │ 企 画 調 整 課 長 │ 石 川 博 幸 〃┃┃ 福  祉 部  長 │ 下 地 律 子 〃 │ 総  務 課  長 │ 砂 川   勤 〃┃┃ 生 活 環 境 部 長 │ 友 利   克 〃 │ 財  政 課  長 │ 国 仲 英 樹 〃┃┃ 観 光 商 工 部 長 │ 上 地 成 人 〃 │ 教   育   長 │ 大 城 裕 子 〃┃┃ 産 業 振 興 局 長 │ 宮 國 範 夫 〃 │ 教  育 部  長 │ 上 地 昭 人 〃┃┃ 建  設 部  長 │ 大 嶺 弘 明 〃 │ 生 涯 学 習 部 長 │ 楚 南 幸 哉 〃┃┃ 農 林 水 産 部 長 │ 平 良 恵 栄 〃 │           │          ┃┗━━━━━━━━━━━┷━━━━━━━━━━━┷━━━━━━━━━━━┷━━━━━━━━━━┛ ◎議会事務局職員出席者  事  務 局  長  友 利 毅 彦 君   次  長 補  佐  砂 川 晃 徳 君  次       長  与那覇 弘 樹 〃   議  事 係  長  川 満 里 美 〃 ○議長(上地廣敏君)   これより本日の会議を開きます。                                     (開議=午前10時00分)  本日の出席議員は24名で、全員出席であります。  本日の日程は、お手元にお配りした議事日程第2号のとおりであります。  この際、諸般の報告をします。  事務局長から報告をさせます。 ◎事務局長(友利毅彦君)   議長の命により、諸般の報告をいたします。  3月1日、座喜味一幸市長から今定例会に付議すべき追加議案、議案第44号、宮古島市城辺世代間交流複合施設指定管理者の指定についての送付がありました。  本日、開議前に議会運営委員会が開催され、追加議案の取扱いについて諮問したところ、本日の日程第1として、提案者から提案理由の説明を求めることと決しました。  そのほかの諸報告につきましては、お手元に配付の報告書によりご了承願います。  諸般の報告は以上です。 ○議長(上地廣敏君)   この際、日程第1、議案第44号を議題とし、提案者から提案理由の説明を求めます。 ◎市長(座喜味一幸君)   追加議案を提出させていただきます。  令和4年第2回宮古島市議会定例会に追加提出しました議案についてご説明申し上げます。今回提出しました議案は、議決議案1件でございます。  議案第44号、宮古島市城辺世代間交流複合施設指定管理者の指定については、公の施設について、指定管理者の指定をするには、地方自治法第244条の2第6項の規定により議会の議決を必要とするため、本案を提出します。  以上、ご説明申し上げました。慎重なるご審議の上、議決を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(上地廣敏君)   これで提案理由の説明は終わりました。  なお、本日提案された追加議案の質疑については、明日の本会議で行いますので、ご留意願います。  次に、日程第2、議案第2号から日程第20、議案第20号までの計19件を一括議題とし、質疑を行いますが、議会運営に関する申合せ事項により、3月定例会における一般会計当初予算に対する質疑は本会議では行わないこととなっております。  事務処理上、必要のため、議事日程に記載してありますが、日程第10、議案第10号、令和4年度宮古島市一般会計予算に対する質疑は行わないようご留意願います。  それでは、質疑の発言を許します。質疑はございませんか。 ◆下地信男君   それではまず、議案第2号、令和3年度宮古島市一般会計補正予算(第11号)について質疑をさせていただきます。  まず、ページのですね、22ページ、1目地方交付税が12億円余り補正増となっています。新年度、令和4年度の予算でも大幅に同額程度増加しておりますけど、その増額の理由についてお答えください。  それから、34ページ、1目の財政調整基金繰入金が5億7,000万円余、これは減額になっておりますけれども、どういった事業の絡みでこういうことになっているのかをご説明お願いします。  これ再質疑いいですよね。  次、40ページ、10目の財政調整基金費、これが11億円余の補正増になっておりますけども、今回昨年度の剰余金が全て計上されていますが、その金額の根拠を教えてください。  次のページ、41ページです。この14目沖縄振興特別推進費の中で、右側の説明の中で、下のほうですけども、公立幼保連携型認定こども園整備事業が工事請負費、それから委託料併せて年度当初の予算は全て減額という形になっておりますけども、この減額の理由についてお願いします。  それから、42ページ、次のページ、15目沖縄離島活性化推進事業費補助金、これは県内の離島の活性化に資する事業に充てる事業と理解していますけども、この内容について、観光人材育成のための高等教育機関設置支援事業補助金、そういう名目で計上されておりますが、これもほぼ当初予算計上が減額になっています。その理由をお願いいたします。  次に、69ページと70ページ、10款教育費です。まずは、69ページの2項小学校費で、2目教育振興費の中に19節扶助費として就学援助等支援事業、それから次のページの3項中学校費、同じく2目教育振興費就学援助等支援事業、小学校費が590万円、中学校費が108万9,000円。これ経済的に困窮する家庭の児童生徒を支援する事業でありますけども、このような不用が出た理由についてご説明をお願いします。併せて、児童生徒の貧困対策として県の基金を活用してやっている事業だと思っておりますけども、今この支援対象者の子供たちの何%支援がされているのかも分かりましたらお願いします。  ちょっと戻りまして、55ページをお願いします。3目農業振興費の中の18節負担金、補助及び交付金の中にさとうきび収穫管理支援事業1億6,352万4,000円が計上されております。この事業については、昨年の令和3年度の当初予算で計上して議会で減額修正ということになっている事業ですけども、今度再提案されております。この事業についてちょっと5点ほど質疑させていただきます。  最初に、この事業の目的、内容についてご説明ください。  それから、併せてこの事業を実施する必要性についても市の考え方を示してください。  それから、市長は、令和4年度の施政方針の中で、令和4年度の説明ですけども、これは今年度の補正も同趣旨で計上されていると思います。同じ趣旨で実施されるということだと思いますけども、施政方針の中でサトウキビ農家が行う施肥、病害虫駆除、収穫の委託など、多様に生ずるサトウキビ生産経費の負担を軽減するため、収穫量1トン当たり500円を交付するという話をされておりました。普通考えてですね、このような経費はサトウキビ以外の栽培作物、施設園芸、それからカボチャなどの露地栽培、葉たばこ、全てこういった経費は発生します。サトウキビ栽培だけに補助する、あるいは交付するというのは平等性に欠けるんではないかという指摘がありますけども、そのことについての考えを伺います。  次に、500円交付金があるために弊害を指摘する製糖工場関係者がいます。機械化が進む中で株出しの面積が増えて反当たりの収量が減少していることから、今夏植えを奨励しているということですけれども、目の前の500円という交付金にとらわれて毎年収穫できる株出しをさらに更新していくという農家が増えるんではないかという懸念です。市は、夏植えを奨励して収穫から夏植えまでの期間を利用した他作物の輪作による農業所得の向上を図ると今回の施政方針でも述べておりますけども、これちょっと矛盾するように、懸念が、そういうことで捉えると矛盾した政策に見えますけども、このことについての見解をお願いします。  次に、そもそもですね、こういう肥料とか病害虫駆除、農薬補助というのは、他の事業で今実際やっていますね。ところが、この予算措置が十分でないがために、実施補助率、要するに農家に対する補助率がかなり低い。例えば有機質肥料、これ令和元年度から今年度までの3か年間の平均補助率はですね、26%です。市の有機質肥料購入補助金交付規程は50%と記載されています。緩効性肥料、これは地下水の影響があるので、市がこれを進めていますけども、これ補助率8%です、3か年間の平均が。令和3年度に限っては5.8%の補助率ですよ。ないに等しい。農薬の補助率3か年平均で28%、市の肥料購入補助金交付要綱では補助率50%を目指した記載がされています。そういう500円を支給する、交付するという政策、市長の政策だと公約だと理解していますけども、今やっている現在の補助事業、これを補助金を上げてやるほうが農家にとっては大きな支援になると思いますけれども、その辺の見解をお願いをします。  以上、ちょっと長々となりましたけども、よろしくお願いします。 ◎総務部長(宮国泰誠君)   まず、22ページの1目地方交付税、増額になっている要因はということでございます。今回の補正はですね、補正前の予算額と交付決定額との差額を補正するというもので、補正前の予算が99億235万8,000円、補正後の予算額が111億1,628万円となりまして、差額の12億1,000万円余の増ということでございます。当初予算では、過去の2年間のですね、平均伸び率を勘案して算出して計上しております。また、国が公表します地方財政対策に基づきまして、本市の普通交付税の見込みを試算しているという状況でございます。今回の増の要因としましては、地域社会のデジタル化に集中的に取り組むということで、その経費の財源措置、地域デジタル社会推進費が創設をされております。基準財政需要額として約1億2,800万円が増として交付されることになっております。それから、また会計年度任用職員における期末手当の増によって生じる経費について1億2,000万円の増、また普通交付税の算定の基礎となります国勢調査の人口がですね、平成27年度から令和2年度の国勢調査人口、これは5万1,186人が5万2,962人というものを基礎数値としてですね、算定基礎の人口増も増の要因となっております。加えて、普通交付税に算入される公債費においても、約1億6,700万円の増が図られております。また、国の補正予算によりましてですね、国税収入の補正増に伴いまして、令和3年度地方交付税総額に加算して増額する措置が講じられております。以上のような要因がありましてですね、今回の普通交付税地方交付税のですね、増ということになっております。  それから、34ページですね、1目財政調整基金繰入金です。これが財政調整基金繰入金が5億7,700万円の減となっておりますけども、これにつきましてはこれまでの財政調整基金あるいは予備費を活用して実施してきました新型コロナウイルス感染症対策事業、新たに3月定例会で事業の財源を国庫支出金として計上している事業の財源振替という考え方で、これまで予算化してきました財政調整基金の繰入金を減額をするという意味でございます。  40ページの10目財政調整基金費ですけども、今回ですね、補正額が4億8,310万2,000円となっております。今回の財政調整基金への積立ては、補正予算を財源として予算しなかった令和2年度決算における剰余金を令和2年度の普通交付税予算計上額交付決定額との差額及び一般財源としていた事務費等のですね、補正予算での減額に伴いまして、一般財源に余剰が生じているということから、財政調整基金への積立てを行うこととしております。今回の積立てを行いまして令和3年度末の残高は83億1,900万円、今回の当初予算の取崩しをですね、11億318万円としておりますので、令和4年度は約72億円の財政調整基金となる見込みでございます。 ◎企画政策部長(垣花和彦君)   議案第2号、令和3年度宮古島市一般会計補正予算(第11号)に関します下地信男議員のご質疑にお答えいたします。  ページが42ページですね、42ページの15目沖縄離島活性化推進事業費補助金の減額補正についてでございます。宮古島市では、若者の人口流出を抑制して、観光産業のさらなる振興、活性化を図ることを目的といたしまして、高等教育機関の設置に向けた取組を進めてまいりました。この中で、沖縄本島の専門学校、智睛学園のほうから宮古島市の旧中央公民館を活用して観光人材育成のための専門学校を設置したいという申出がございまして、その設置に向けて準備を進めてまいりました。その一環として旧中央公民館を専門学校へ活用するための改修事業費として国の補助金を活用いたしまして、智睛学園、専門学校の開設を予定する専門学校の法人のほうに補助金として宮古島市から支援をするということで、観光人材育成のための高等教育機関設置支援事業補助金3億7,401万1,000円を計上しておりました。今回の補正減額は、この専門学校の開設を予定しておりました智睛学園のほうから、コロナの影響等があってですね、令和4年4月の当初の開校予定の実現が非常に厳しいという申出がございまして、協議を進めてまいりましたが、実は令和2年度の繰越し事業で旧中央公民館の改修に向けての実施設計、これを行う予定になっていたものですから、既にもう事業が繰り越せないということなどもございまして、今回事業の廃止という運びになってございます。これに関連をしまして、高等教育機関の改修に向けて支援を行うという補助金も全額減額ということになっております。  ちなみに、国の補助金につきましては、ページの28ページになりますが、6目沖縄離島活性化推進事業費補助金を活用いたしまして、支援を行うという予定になっておりました。こちらのほうでも、今回この事業の廃止に関連しまして、減額補正を行っております。 ◎福祉部長(下地律子君)   議案第2号、令和3年度宮古島市一般会計補正予算(第11号)の41ページでございます。公立幼保連携型認定こども園整備事業の減額の理由ということでございます。この事業につきましては、令和2年度で実施設計を終えまして、令和3年度で工事を実施し、令和4年4月開園を目指して予算計上をしたところでございます。その後、場所といたしまして伊良部公民館隣の市有地において計画をしていたところですが、この場所の見直しとですね、あと説明会を再度求められたこともあり、保護者代表及び園長など施設関係者を交えた意見交換会、その後、在園児保護者を対象としたアンケート調査を実施いたしました。それを踏まえまして、その後、緊急事態宣言解除後の10月に保護者説明会を開催したところ、多くの保護者が結の橋学園近隣を望む声が多かったというところでございますが、アンケート調査における回収率が半数にも満たなかったことと、保護者説明会での参加率が1割にも満たなかったことや、計画予定地であった伊良部公民館隣の市有地を望む声もあったことから、この計画を白紙に戻す結果となりました。それで、事業を一旦白紙に戻すということになりましたので、事業費を全額今回の補正予算で減額しております。 ◎農林水産部長(平良恵栄君)   55ページのさとうきび収穫管理支援事業についての説明についてでございます。まず、目的についてでございます。目的については、サトウキビ収穫管理作業等の経費の負担を軽減し、サトウキビの生産振興を図ることを目的としております。  次に、必要性でございます。本市の基幹作物であるサトウキビの2020―2021年産の生産量は32万7,094トン、生産額にして71億2,400万円となっており、県内でも最多の生産地となっております。近年では、急速に株出し面積が拡大したことに伴い、収穫面積も増加しています。生産農家の高齢化が進み、労働力不足が懸念されていたことから、収穫の機械化を推進しており、収穫機械の普及拡大に努めています。現在では、生産量の約9割が機械化収穫に転換され、作業の省力化が促進されるなど、さとうきび増産プロジェクト計画に基づいた増産体制の強化を図っています。しかし、サトウキビの生産を取り巻く農業環境は、農家の高齢化、後継者不足による労働力の低下による収穫及び管理作業委託費、資材高騰など、生産経費は増加し、今なお多くの課題を抱えています。そこで、さとうきび収穫管理支援事業給付金の交付を実施することで、生産経費の軽減を図り、さらなる農家の生産意欲を高め、所得の向上につなげたいとのことで、今回補正予算を計上させていただいております。  続きまして、内容についてであります。この農業振興事務費1億6,675万6,000円ですが、12節委託料として323万2,000円です。これは、振込手数料253万9,000円ということで、対象が4,615件で、550円という形で捉えております。事務委託料が69万3,000円で、4,615件掛ける150円という形になっております。  18節負担金、補助及び交付金1億6,352万4,000円についてであります。これは、沖縄県農業研究センター宮古総合実業高校を除くという形で32万7,047トン掛ける500円ですね、となっております。これ1農家当たりの平均交付額というのは約3万5,400円という形になります。  それと、他の作物と平等性に欠けるのではないかというご質疑でございますが、サトウキビはやはり宮古島市の基幹作物でございます。先ほどもご説明いたしましたが、生産額にして71億2,400万円ということで、農業の中でですね、基幹作物という形でありますので、これに対する支援というのはやっていく必要性があるのではないかというふうに考えております。  それと、矛盾ですね、矛盾しているのではないかというような形の、この事業について、事業の中身としてですね、収穫管理支援事業として捉えて実施していくものでありますので、この交付金は幅広い形でですね、活用していただきたいというふうなことで捉えておりますので、よろしくお願いいたしたいというふうに考えております。 ◎教育部長(上地昭人君)   議案第2号、令和3年度宮古島市一般会計補正予算(第11号)、補正予算書の69ページでございます。2項小学校費の中の就学援助等支援事業扶助費の590万円の減額及び中学校費、次ページの70ページ、3項中学校費の108万9,000円の減の要因でございますけども、これはコロナ禍におきまして学校休業に伴う給食の停止、つまり扶助費を受ける生徒たちの給食費がその対象となっておりますので、その減でございます。  それと、令和3年度最終における児童生徒数が5,115人、そのうち準要保護、要保護対象者が1,427名、率にして27.9%となっております。 ◎農林水産部長(平良恵栄君)   下地信男議員の先ほどのですね、答弁の中で抜けている部分がありましたので、再度お答えいたしたいと思います。  他の事業ですね、施肥とか農薬関係ですね、補助率の要綱上50%以内となっているものに対して、現状の補助率がかなり低いということについてでございます。やはり担当部としましても、予算要求時には50%確保するようにですね、要求はしておりますけれど、予算の兼ね合い上ですね、この査定というのがございますので、なかなか50%までですね、持っていけないというのが現状ではございますが、努力していきたいというふうに考えております。 ◆下地信男君   まず、再質疑ですけども、41ページのですね、公立幼保連携型認定こども園整備事業。令和2年度で設計して令和3年度に工事ということだったと思いますけども、これ要するに地元の保護者とか地域の方々から計画している場所がとても不適正と言ったらおかしいですね。あまりよくないという話で、その中からいろいろとこの事業を中止せざるを得ないという状況になったということですよね。この用地が決まったプロセスの中で、じゃ市民の皆さん方の理解というか、調整というか、話合いというものは十分になされてこなかったということに捉えられますけども、要するに仕組みが少し甘かったということになるんでしょうか、それとも何らかの理由で計画した場所があまりよくないということに途中の何かの要因でそうなったのか、その辺を少し確認をさせてください。  それから、佐良浜地区、伊良部地区を併せて1つのこども園にするという計画だったと思います。その計画がしばらくとどめおかれることによって、佐良浜幼稚園なんてかなり老朽化していますよね。その辺の対策というのは、それを踏まえて、伊良部地区、それから佐良浜地区こども園を2本立てでやっていくという計画、そういう見直しもありなのかなと私思いますけども、その辺の考え方も少しお聞かせください。  それから、42ページの15目沖縄離島活性化推進事業費補助金、これは専門学校の開設がもうコロナの影響で開校の実現が厳しいということで、大変残念な結果になっておりますけども、こういう民間というんですかね、民間の事業が社会経済の影響をもろに受けやすいということが今分かったと思いますけども、その辺の今後宮古島市が余剰公共施設を活用していくに当たってですね、やはり1つのこういった取組を慎重にやっていくということが必要になってくるのではないかと思っています。とても残念な結果ですけども、次の計画に生かしていただきたいと思います。  次に、69ページの10款教育費の今の就学援助等支援事業に該当する児童生徒の数が27.9%と。これ三、四年前は26%でしたので、対象者が増えてきているという状況ですね。ただ増えてきているんではなくて、沖縄のこの貧困問題の中で児童生徒の宮古地区は約4割がこういう貧困と言われる子供たちじゃないかと、県はそういう捉え方しています。この支援事業によって、この支援事業があるということの周知徹底をしていく中で、こういう貧困の子供たちや世帯を掘り起こしていくという、見えない部分で貧困にあえいでいる方々を表に出してしっかり支援していこうという事業がこの事業にはありましたので、当然増えていくと思いますけども、今後もやはりさらなる周知徹底をして、この支援事業をもらうのはちょっと恥ずかしいとか隣近所に気兼ねしてしまうという実態があるようですので、子供の貧困に関わる事業ですので、この周知をして、掘り起こして、しっかり支援していくという、このことが大事だと思います。ぜひ取り組んでいただきたいと思います。  次に、55ページのサトウキビの支援ですけども、農家の負担軽減を図ってサトウキビの振興を図るという目的が今説明されています。ただ、トン当たり500円という収入の場に収穫の量に応じてやるというこの制度設計がですね、やはり理解できない。他の作物との不平等感もあります。500円という交付金で手当てするのが本当に適正かという疑問が残ります。中にはですね、本当にもらってありがたい支援ですけども、500円もらったらもう弁当代にするよと。これ生活の支援交付金じゃないですよね。先ほど農林水産部長がおっしゃった産業の振興、サトウキビの振興という宮古島市の大きな課題に対処していこうという思いがあるんであれば、私はこの500円では成果が出てこないと思います。それよりは、現行やっている農家の方々が言うにはですね、緩効性肥料8%、今年度は5.8%の補助しかないんですよ。1袋3,000円する肥料を購入したけど、5.8%、本当に低いんです。市長が農家支援しようとしている気持ちは分かります。ただ、この手法が500円という交付金で本当にサトウキビの振興が図れるかと、成果が出てくるかと、費用対効果がどうなのかということを感じるわけです。私は、製糖工場の皆さん方とも話合いをしました。やはり増産することが一番農家のためになる。増産のために何が必要か。サトウキビにはもう必ず肥料と農薬をやらないと収穫がままならないんですよ。必要な部分に必要なだけ支援していくという、そういうほうが、これを考えてやっていただきたい。再度繰り返しますけども、現行の支援もたくさん幅広くあります。ところが、中身が薄っぺら。これどっと厚くして、本当に農家が安心して、財政的にも負担が軽減すると。市長と私たちは目標は一緒です。ただ、方法が違う。現行のですね、令和4年度もまた増額されています。3億円。市長は、4か年間やりたいという話しされました。4か年間で6億円です。6億円の事業があれば30億円、40億円の事業を仕組めるという思いがありますけれども、ただここにおいては農家が求めているのは500円ということではなくて、現行のある制度をもっと拡充してほしいという思いがあります。その辺の考え、市長、ぜひお聞かせください。 ◎福祉部長(下地律子君)   何点か再質疑をいただきましたので、お答えしたいと思います。  まず、場所についての見直しについての意見等があって、説明が十分ではなかったのではないかというご質疑をいただきましたが、この事業につきましては、平成29年度からですね、取り組んできたところでございます。幼保連携型認定こども園に対する様々なアンケートの実施とかですね、あとそのときの保護者への説明会、保護者説明会に参加できなかった方々への資料の配布、意見箱の設置等を行ってまいりました。その後、基本計画の検討委員会、協議会ですね、保護者とか、あと地域の代表の方も交えた協議会のほうにおいて、場所も含めて基本計画を策定したところでございます。それに基づきまして、令和2年度は実施設計を終えまして、令和3年度の予算を計上したところですが、去年の3月の議会におきましても、場所の見直しとかですね、再度の説明を求められてきたということがあります。保護者への説明会の前に、先ほども申し上げましたように、保護者代表者とですね、施設の関係者も含めまして意見交換会を行いました。その後アンケートの実施ということで、最初の基本計画つくっていたときですね、結の橋学園がまだ開校されていない時期もありましたが、開校されて、期間を経てですね、保護者の皆様の意見にも変化があるのではないかということもありまして、再度アンケートの実施をしたところでございます。ただ、先ほども申し上げましたが、回収率が50%に満たなかった、説明会において参加率が低かったということもありまして、今回一旦白紙に戻すという結果になったところでございます。  あと1つ、佐良浜幼稚園の老朽化の話がありましたが、今、佐良浜幼稚園においては園舎が2つあると思います。1つは本当に老朽化しておりまして、1つのほうがたしか、ごめんなさい、今ちょっと手元に持っていないんですが、平成になってすぐぐらいの建物だと聞いております。しばらくはその建物を使う、活用することを考えて実施をしていくということになると思います。あと、両方残すことも考えられないかということもご質疑いただきましたが、公立保育所等のあり方検討委員会におきまして、旧市町村ごとに公立保育所は1か所は残すというような答申がなされております。それに基づきまして、他の地区におきましても方針を踏まえて進めてきた経緯もありますので、仮に両地区に残す場合ですね、1か所は民営化するなどの検討も必要だと考えております。いずれにいたしましても、今回白紙に戻す結果となりましたので、改めてまた保護者の皆様や施設関係者等交えた意見交換会、あと外部の方を含めた委員会等で議論をしていきたいと考えております。 ◎市長(座喜味一幸君)   まず、サトウキビが宮古島の経済に大きく影響のある主要な産業だというふうに思っております。高齢化が進む中で、いかにサトウキビというものをしっかりと維持発展するかというのは、これは農政の大きな課題だというふうに思っております。そういう意味では、政策的には農家に目標と規模をしっかり持ってもらって、その増産意欲を持ってもらうということ、これは政治的に大変重要なことだと思っております。それから、かつて市町村合併前に各地域で収穫作業のハーベスター等への500円の支援というものがございました。そういういい制度をもう一度農家との信頼関係も構築する中で確保するということ、これは大変重要であります。  それから、先ほど下地信男議員からもありましたサトウキビ農家を重点的にすると不公平ではないかというような話ありますが、統計的に見ますとサトウキビの農家、これ平成31年度ベースですが、約4,700戸でありますが、農家総数というのが5,100弱だというふうに思っておりまして、ほとんどが複合というような形を取っておりますから、畜産も含めてできるだけの支援というものを考えたときには、まずサトウキビということは多くの農家の支援につながるというような理解をしております。  それから、今後の指摘のありました緩効性肥料、農薬等々の支援というものが実際これまでなされてきましたが、指摘のとおり、予算の範囲内でとか、あるいはその支援の対象品目を固定してしまうとかというような構築したやり方がなかったのか、その辺はしっかりと受け止めなければならないと思っておりまして、それは要綱を含めてもう少し弾力的に農家に効果の出るような形を取りたい。宮古地区農業振興会、サトウキビの技術部会等々とも意見交換しながら、これは少し整理統合しなければならない課題があるという認識はいたしております。  戻りますが、サトウキビの500円のこの支援というのは、総合的な高齢者対策も含めるんですけれども、よくよく中身を吟味しますといろんな課題があります。去る議会では地力増産のために使うべきだというような議論も出まして、これについては、糖蜜、バガス、トラッシュ等含めてですね、この製糖工場から出る堆肥を圃場に返そうという地力増産の事業も含めてやりますから、地力を増産して増収を図るというようなこと、これも地下水を守るという面でも大変重要だというふうに思っておりますから、その連携もしっかりと取りたい。それから、もう単純にこのサトウキビの営農の支援という大きな組合せの中で、単なる500円という金を支給したということではなくして、政策的な誘導目標を持ちたいと思っております。1つはですね、減の現状の形を見ますと夏植え38%、株出し56%、残りが春植えでございます。大きな問題がございますのは、株出しの平均収量が4.5トン前後となっております。そういう意味では、株出しが面積を増やすというようなこれまでの形ももう少し吟味いたしまして、例えば株出しは3回するともう4トンは違うというようなことになっちゃうと植付け支援等というのがちょっと意味がなくなりますんで、少なくとも2回なら2回というような、5トンなら5トン以上というようなですね、形での作付体系へと。そうすると、夏植えをもう少し増やさんといかんじゃないかとかというような部分の技術的な部分はですね、宮古地区農業振興会の中のサトウキビ担当の部会でですね、吟味しながら、この辺はより具体的に詰めていきたい。そういうことによって、ちなみに今の植付け体系等を誘導していくならば、少なくとも単純計算しても15%ぐらいのサトウキビの増産が図れる。そうしますと、結構十数億円のサトウキビの増産というようなつながりが見込めるという私なりの試算をしておりますから、そういう具体性を持って取り組んでまいりたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。 ◆下地信男君   市長、ありがとうございました。  1つは、他の作物を栽培している農家とのバランスがというところですね。サトウキビの従事者が多い、サトウキビ農家がやっぱり圧倒的に多いという、それは理解できます。ただ、そうでない農家もいるんですね。私は、くまなく全体を見渡して、一つの農家としてやっぱり支援していくべきだと思います。不平等感というのは否めないという部分があります。  もう一つは、先ほど市長がおっしゃったように、サトウキビ増産にしてもいろんな課題があります。私は、こういう課題に的確に効果的に対応していくというにはやはり財源が必要だと思いますので、500円を提案するという方策よりも、先ほど申し上げました方向は同じです、農家支援という部分では。増産に向けて農業の振興というところは目指すとこは一緒ですけども、やはりこの課題をしっかり解決していくと。500円支給したから高齢化、労働力不足の改善ができるのか、後継者不足が解決するのか、農薬等の資材の高騰が何とかなるのか、何より生産意欲が上がるのか、市が主張しているこの成果がこの辺の交付金で達成できるとはなかなか私には理解できないという部分がありますので、その辺の財源というのはもっと有効的に活用する手だてがあるんではないかという疑問が残っています。  長々となりましたけども、また改めて質問として取り上げていきたいと思いますので、よろしくお願いします。ありがとうございました。 ○議長(上地廣敏君)   ほかに質疑はありませんか。 ◆狩俣政作君   何点かお願いいたします。  まず、議案第2号、令和3年度宮古島市一般会計補正予算(第11号)の39ページ、2款総務費の6目企画費の中の感染対策を踏まえた消費促進による経済振興事業の内訳を教えてください。事業内容を教えてください。  次に、議案第15号、令和4年度宮古島市再生可能エネルギー運営事業特別会計予算、414ページですね、の1款諸収入の1目再生可能エネルギー売電収入の事業内容と、この事業はいつから始まっていつ終わるのかという部分と、何世帯からの収入なのかというのを教えてください。  それと、416ページの歳出の1款総務費、1目運営費の800万円余の財源の内訳で、この使用料の内訳を教えてください。  418ページの来間集落屋根賃貸料のこれ、先ほどと同じですね、何世帯なのか教えてください。 ◎企画政策部長(垣花和彦君)   議案第2号、令和3年度宮古島市一般会計補正予算(第11号)の39ページでございます。39ページの6目企画費の中の感染対策を踏まえた消費促進による経済振興事業の内容についてでございますが、この事業につきましては、昨年9月にまずコロナ禍の中で経済振興を図っていくことが非常に大切であるということで、当時第1弾としてコロナの予防接種2回を済ませた方を対象に事業の実施を行ってまいりました。これは、10月1日時点の宮古島市の人口5万5,500人のうち3万9,000人程度を見込みまして、これが2回接種した人口という見込みでまず第1弾の事業を実施いたしました。今回の補正は、この10月1日時点の対象者、人口ですけども、5万5,500人のうち第1弾の事業として2回接種を行った方々3万9,000人を除いた残りの1万6,500人を対象として、クーポン券1万円をお配りするという事業でございます。これ、この事業の対象、内訳として会計年度パート任用職員もお一人を雇用するということで計画をしております。それから、委託料につきましては、これは宮古島観光協会のほうにこの事業を委託しておりますので、今回新たに追加して実施をします1万6,500人分を踏まえた委託料ということになっております。この委託料の内容につきましては、まずクーポン代金、これが1億6,500万円(  部分は44頁に発言訂正あり)、それから電子申請、それから紙での申請、そういう申請費用に400万円、それからクーポン券の印刷発行費用に640万円、それから郵送費680万円などという内訳になっております。簡単に言いますと、狩俣政作議員のほうからも前回の議会で予防接種2回を済ませた方を対象にするということで、残りの皆さんについても平等に実施すべきではないかという意見を受けまして、当初新年度予算で事業を実施していく予定でございましたけれども、できるだけ早急にということで今回補正で計上させていただいております。  それから、議案第15号、令和4年度宮古島市再生可能エネルギー運営事業特別会計予算についてのご質疑でございます。ちょっと質疑を全部聞き取れていないので、後でまた抜けている部分についてはご指摘をいただきたいと思います。まず、414ページの歳入の部分の売電収入でございますが、これ世帯数についてはですね、今担当に確認させておりますので、後でご報告したいと思います。これについてはですね、この来間の住宅等での売電の収入でございまして、過去2年の実績などから伸び率を算定しまして、令和2年度の実績にその伸び率を乗じて1,310万2,000円という売電収入を見込んでおります。  それから、416ページですね、再生可能エネルギーの運営費でございますが、財源につきましてはこの売電収入から充てるということで、その他という財源内訳になってございます。それから、この運営管理費の内訳につきましてはこの太陽光発電に伴います光熱水費、それから修繕費につきましては雨漏れ等の修繕費を見込みで予算計上をしております。それから、保険料につきましては、システムのですね、火災保険、それから管理者の賠償保険、こういうものを計上させていただいております。委託料につきましては、今回来間島でこの売電事業を行うに当たりまして、施設を含めた管理を来間島の部落の皆さん、住宅を提供していただいている皆さん、それから自治会の代表者、そういう方々で管理組合を組織をしていただいております。その組織をしていただいている管理組合への管理の委託料ということになります。それから、使用料及び賃借料につきましては、失礼しました。これ住宅はですね、24軒になっております。この24軒の家屋の屋上の借り上げ料、これが113万2,000円ということになっております。それから、工事請負費につきましては、パワコン等機材の取替え工事、こういうものを見込んでおりますので、これも令和2年度の実績、そういうものを参考にしながら計上をしております。それから、公課費につきましては、売電収入に伴う消費税を計上させていただいております。  答弁漏れがございましたらぜひご指摘をお願いいたします。
    ◆狩俣政作君   じゃ、まずこの議案第2号、令和3年度宮古島市一般会計補正予算(第11号)からですね、39ページ、これはコロナワクチンを2回打っていない方残り1,650人に対するワイドークーポンの支給ということですよね。それが1,650万円。この1,650万円に対する事業費が2億円。委託費がほぼですけども、この辺少し気になります。再度また答弁があればお願いします。  もう一つですね、先ほど売電いつ頃始まっていつまでやるのかという部分ですね。この債務負担行為で令和14年とあるので、その辺も教えてください。  それと、運営費は売電量を充てている。24軒の屋根の借り上げ料が使用料ということですけども、この418ページの来間集落屋根賃貸料とは別のことなんですかね。その辺も教えてください。お願いします。                 (「休憩お願いします」の声あり) ○議長(上地廣敏君)   休憩します。                                     (休憩=午前11時04分)  再開します。                                     (再開=午前11時04分) ◎企画政策部長(垣花和彦君)   まず、補正予算の39ページの感染対策を踏まえた消費促進による経済振興事業でございますが、先ほど私が説明を誤ったというふうになりますかね。対象人員は、今回追加分は1万6,500人でございます。ですので、1,650人ではなくて1万6,500人。したがいまして、クーポン券の代金だけで1億6,500万円というふうになります。すみません。説明が誤っていたようですので、訂正をお願いします。  それから、議案第15号、令和4年度宮古島市再生可能エネルギー運営事業特別会計予算でございますが、債務負担行為の金額と、それから賃貸料、使用料及び賃借料との関係ということでございますが、これは同じ内容でございます。  それから、債務負担から言います。これ平成25年度からスタートいたしております。債務負担は平成26年度からということになっておりますが、その前年度から事業はスタートしております。現段階では債務負担行為は令和14年度までということになっておりますので、一応事業としても令和14年度を見込んでおります。 ◆狩俣政作君   では、この来間島の太陽光パネルは令和14年以降は撤去するのか、それとも使用可能であればさらに債務負担行為するのか教えてください。 ◎企画政策部長(垣花和彦君)   これについてはですね、いろんな機材、そういうものの老朽化等の問題もございます。最終的な結論を今出してございませんが、状況を見ながらですね、また来間島の皆さんの要望等もいろいろ考慮しながら、事業をどうするかということは来間島の皆さんも含めてですね、話合いで決定していきたいというふうに考えております。 ○議長(上地廣敏君)   ほかに質疑はありませんか。 ◆我如古三雄君   私からも5点ばかり質疑をしたいと思います。  議案第2号、令和3年度宮古島市一般会計補正予算(第11号)、ページの31ページ、17款の県支出金、7目沖縄振興特別推進市町村交付金1億4,400万円余り減額となっております。主な内訳をお願いしたいと思います。  それから、33ページ、19款寄附金、3目ふるさと納税寄附金でございますが、内訳、件数、最も高額な寄附金等が分かれば説明をお願いします。  ページの57ページ、6款農林水産業費、4目の漁港建設費で400万円の委託料計上されております。これは、どこに何を委託するのか説明をお願いします。  それから、ページの60ページ、8款土木費、3目の道路新設改良費、14節の工事請負費が6,000万円余り減額となっております。減額の理由、用地交渉等が難航しているのか、減額等の理由について説明をお願いします。  次に、63ページ、8款土木費の3目空港管理費、12節の委託料4,400万円減額が計上されております。説明を求めたいと思います。 ◎企画政策部長(垣花和彦君)   議案第2号、令和3年度宮古島市一般会計補正予算(第11号)に関します我如古三雄議員のご質疑にお答えいたします。  まず、31ページ、7目の沖縄振興特別推進市町村交付金でございます。これは、いわゆる一括交付金の事業でございます。今回1億4,494万1,000円の減額補正を計上させていただいております。これは、先ほど福祉部長からも一部説明がございましたとおり、事業が実施できない、廃止となった件数、それから減額などがございまして、総額で1億4,494万1,000円の減額補正ということになっております。令和3年度一括交付金活用事業といたしまして、当初16の事業を予定をしておりました。このうち2つの事業を廃止としております。まず、1点目が先ほど福祉部長のほうから説明がありました幼保連携型認定こども園の整備事業、こちらが1億5,463万5,000円の減額となっております。これは、一括交付金の額の減額でございます。事業費ではございませんので、ご理解をお願いいたします。それから、廃止事業のもう一点がですね、クルーズ船観光受入体制強化事業、こちらのほうも交付金額で955万円の減額で廃止ということになっております。それから、このほかにもですね、選手派遣費補助金交付事業、こういうものもコロナ禍の影響でなかなか島外の大会に派遣する機会が減少したということで減額補正ということになっております。それから、残りにつきましては、入札残、そういうものも計上されております。  それから、ふるさと納税の件数、最高額につきましては、今調べておりますので、後ほど報告したいと思います。よろしくお願いします。 ◎農林水産部長(平良恵栄君)   57ページですね、4目漁港建設費の補正前の額が6,400万円で、補正額が400万円で、計6,800万円と。この中の水産物供給基盤機能保全事業の内容はどういったものかということでございます。この事業は、老朽化が激しい漁港で機能保全調査を行い、修繕工事を行う事業でありますが、追加事業としてですね、狩俣地区水産物供給基盤機能保全事業、これ機能保全計画の作成のためのものですが、400万円ですね、の中の90%、これ歳入として360万円出てきますが、認められていた事業で補正増ということで計上した次第でございます。よろしくお願いいたします。 ◎建設部長(大嶺弘明君)   議案第2号、令和3年度宮古島市一般会計補正予算(第11号)の60ページの3目道路新設改良費の中の14節工事請負費がマイナス6,671万5,000円の減。その要因でございますが、この主な要因といたしましては、松原32号線で3,878万1,000円の減、それからA―56号線、これクリーンセンターからの道路ですが、この道路がマイナスの1,463万5,000円の減、それから松原1号線でマイナス2,196万8,000円の減などが主な要因でございまして、減の要因といたしましては、補助金の額がですね、当初市が県と調整していました額よりはですね、最終的な交付決定額が減ったというようなこと等が主な要因でございます。 ◎企画政策部長(垣花和彦君)   先ほど答弁漏れといいますか、答弁をしていない部分について答弁をいたします。  補正予算書の33ページの3目ふるさと納税寄附金に関するご質疑でございます。1件当たりの最高額でございますが、3,000万円となっております。  それから、令和3年度における寄附の件数でございますが、1月末時点の集計で6,392件となっております。ちなみに、令和2年度の最終実績の件数でございますが、4,791件となっております。 ◎建設部長(大嶺弘明君)   答弁漏れがありましたので、お答えいたします。  一般会計補正予算、63ページの3目の空港管理費の節で12節委託料が4,400万円減しているが、その理由はということでございます。この委託料ですが、当初は、この委託料の内容ですが、内容としましては空港のですね、総合維持管理委託業務とか空港敷地内の除草作業などを委託している内容ですけども、この事業についても空港管理事務権限移譲交付金でこの管理は行っておりますけれども、この県からの移譲交付金が当初の見込みよりは減になったということで、除草回数とかですね、そういったものの回数を増やしたということでございます。 ○議長(上地廣敏君)   ほかに質疑はありませんか。 ◆久貝美奈子君   議案第2号、令和3年度宮古島市一般会計補正予算(第11号)についてお願いします。  ページの39ページ、6目企画費、生活バス路線確保対策事業、この助成金がですね、2,714万円の増になっていますが、この事業の内容とこの増の要因を教えてください。  あともう一つ、40ページ、9目防災諸費、沖縄観光防災力強化支援事業、マイナス823万円とありますが、この事業の内容とこの要因も教えてください。 ◎企画政策部長(垣花和彦君)   議案第2号、令和3年度宮古島市一般会計補正予算(第11号)に関します久貝美奈子議員のご質疑にお答えいたします。  ページの39ページでございます。39ページの6目の企画費の中の生活バス路線の確保対策事業、この事業の内容と、それから補正の要因ということでございますが、まず生活バス路線の確保対策事業といいますのは、宮古島市において今バス会社3社でバス路線を運行しておりますが、これを生活バス路線として認定をしております。ただ、この生活バス路線につきましては、なかなか利用者が増えないという現状がございまして、毎年のように赤字が計上されるという状況になってございます。この赤字が計上されることから、バス会社単独でこの生活バス路線を運営をすると、継続をするというのが難しい状況にございますので、生活バス路線としてこれは住民の大切な足でございますので、これを廃止するわけにはいかないということで、行政で支援をするという仕組みがこの生活バス路線の確保対策事業ということになっております。この支援につきましては、沖縄県と宮古島市、合同でそれぞれバス会社に赤字額の補填を行うという仕組みで助成金を計上をしております。今回補正で増額になりましたのは、コロナ禍によって利用者がますます減少しているということ、それから燃料費が高騰しているということ、それからもう一点は人材不足といいますか、運転手の賃金が運転手不足によって一時期に比べると高騰しているというこれらの要因があって赤字額が拡大しているものですから、支援額についても今回補正を計上させていただいております。もちろんこの補正額を計上するに当たっては、事前に県と合同で、対象となります3バス事業者については、その経理内容をしっかり確認、精査を行った上で補正内容は計上させていただいております。 ◎総務部長(宮国泰誠君)   議案第2号、令和3年度宮古島市一般会計補正予算(第11号)、40ページですね、沖縄観光防災力強化支援事業の内容と減の要因ということだったと思います。この事業をですね、国の補助金をいただきまして、内容としましては、避難所に必要な備品とか備蓄、非常時のパンであるとかですね、御飯類ですね、あと飲料水をそろえるというものと、あと避難用の屋外テント、あるいは仮設照明、あと防災情報のですね、システムの整備事業等の事業ですね、あとは避難誘導及び案内標識の設置事業というのが内容となっておりまして、この補正減の要因としましては、各購入をするもののですね、入札の残ということでこのような補正減というふうになっております。 ◆久貝美奈子君   すみません。40ページの13目地域振興費の中にも離島住民等交通コスト負担軽減事業というのがあるんですけれども、先ほど説明していただいた事業とこの事業とはどういった違いがありますか。 ◎生活環境部長(友利克君)   企画政策部長がお答えをした生活バス路線と40ページの離島交通コストの負担軽減についての関連についてですけども、これ特に関連はございません。この離島住民等交通コストの負担軽減事業といいますのは、沖縄県が一括交付金を活用して航空運賃の軽減を行っている事業でございます。 ○議長(上地廣敏君)   ほかに質疑はありませんか。 ◆粟国恒広君   私のほうからも1点質疑していきたいと思います。  まず、30ページのですね、2目民生費県補助金の中で児童福祉費用の補助金、ここでは待機児童対策補助金(認可外保育施設研修事業)という感じでうたってきてですね、待機児童解消支援交付金(施設整備)という感じで2,994万7,000円、多分この絡みで歳出のほうでですね、認可外保育所の設備補助事業という感じでうたってきているんですけど、これは待機児童対策に向けた施設のこの事業に対する補助金かと思いますけど、その辺の説明をお願いしたいと思います。 ◎福祉部長(下地律子君)   議案第2号、令和3年度宮古島市一般会計補正予算(第11号)の予算書の30ページでございます。まず、1点目の待機児童対策補助金(認可外保育施設研修事業)ということで123万3,000円の補正減とですね、あともう一つおっしゃっておりました待機児童解消支援交付金(施設整備)のほうが2,994万7,000円の補正増となっておりまして、認可外保育施設の研修事業に関しましては当初予算で5施設を予算要求しておりましたが、申請のほうが1施設だけになって補正減となっております。こちらのほうは、保育に必要な用具の充実等を支援することにより、認可外保育施設における入所児童の処遇向上及び保育の質の向上を図る目的で実施されているものでございます。施設整備の2,994万7,000円につきましては、国庫事業費を活用して保育所を設置する事業ですね、を対象といたしまして、市町村が負担する8分の1ですかね、があるんですが、それのうちの市が負担する事業費の4分の3をさらに県のほうが補助金を出すということで、この補助金が確定したということで計上しているところです。 ◆粟国恒広君   それでね、やはり待機児童というのは本市もいろんな感じで取り組んできていると思うんですけど、補助金が減額になっていると。予算がですね、減額になっている意味で、これ本市の待機児童というのはゼロを目指していると思うんですけど、待機児童ちなみに今年度で、これ11月に申込みが終わって新年度もう来月から始まります。どれくらい。ゼロですか、それともまだ待機児童はいるんですか。その辺だけを答えてください。 ◎福祉部長(下地律子君)   待機児童につきましては、今現在まだ調整中の部分もございまして、4月1日時点の待機児童の数は確定はしていない状況でございます。ただ、令和3年の4月1日現在の待機児童数は2名ということになりまして、この数年で大分減少してきているところでございます。令和4年度の入所に関しましては、まだ調整が続いている状況でございます。 ○議長(上地廣敏君)   ほかに質疑はありませんか。 ◆前里光健君   何点かお願いします。  議案第2号、令和3年度宮古島市一般会計補正予算(第11号)のですね、9ページ、債務負担行為の補正になりますが、こちらの一番下のですね、宮古島市城辺世代間交流施設管理運営事業、こちら先ほど提案もありましたけれども、こちらで令和3年度から令和8年度までの債務負担行為の補正が行われております。こちら募集要項の要領の中で、今この数字にはなっておりますが、以前募集した内容と金額が大幅に減額されている内容となっていると思いますが、こちら前回募集要項が出されていた中の金額と大幅に下がっている理由、これ施設のものだと思うんですが、それがなぜこういうふうに大幅に下がっているのか、その理由をご説明ください。  次に、10ページのほうのですね、宮古島市道路台帳作成業務のほうなんですが、こちら去年も一応この債務負担行為の中にはありました。しかしながら、これは変更ということで今掲載もありますけれども、こちらが令和7年から令和6年度、早まっているのはとてもいいことだと思います。こちらの事業内容を大まかにですね、説明をお願いいたします。  続いてですね、55ページ、先ほど質疑があったと思います。これは、6款農林水産業費の1項農業費、目でいいますと3目の農業振興費の中のですね、18節の負担金、補助金及び交付金、さとうきび収穫管理支援事業であります。先ほど市長もご答弁いただいておりますけれども、この500円ということで農家の皆さんに支援しますが、この500円の根拠改めてお伺いします。よろしくお願いします。 ◎福祉部長(下地律子君)   議案第2号、令和3年度宮古島市一般会計補正予算(第11号)の9ページ、宮古島市城辺世代間交流施設管理運営事業の件についてでございます。当初の公募したときの委託料の額が下がっているという理由でございますが、当初ですね、公募いたしました。公募したときにつきましては、令和4年度の当初予算等に関してもまだ決まっていない状況でございましたが、公募して締切りまでに応募がなくて再度再公募をしたところでございます。そのときに既に当初予算の最終内示ですね、のほうが出たということで、その内示に合わせた減額となっております。あくまで上限額でございます。 ◎建設部長(大嶺弘明君)   議案第2号、令和3年度宮古島市一般会計補正予算(第11号)、補正予算書の10ページの債務負担行為補正で出ております宮古島市道路台帳作成業務の事業内容はということでありますので、お答えいたします。  本業務は、宮古島市の道路行政の基礎資料となる道路台帳付図及び道路台帳調書などを作成しまして、道路台帳デジタル化及び道路管理システム構築を実施しまして、道路行政の適切な運用に資することを目的としております。 ◎農林水産部長(平良恵栄君)   3目農業振興費のさとうきび収穫管理支援事業の中で500円の根拠は何かということについてでございます。これ市長も度々言われておりますが、以前ですね、ハーベスター事業とか、そういったのがございまして、その中で機械化に当たって500円の補助を実施していたという経緯がございます。ただ、今回は機械刈取り、そして手刈りもですね、含めた形で500円という形で計上させていただいております。これは、収穫管理支援という形ですので、幅広く活用していただきたいとのことで500円ということで収穫管理支援交付金を計上させていただいている次第であります。 ◆前里光健君   世代間交流施設の管理運営事業というのは内示が決まっていなかったんですが、先に公募した中の要項ですね、そちらのほうでまずは募集を図って再公募しました。そのときの最初の金額とのですね、差額どれぐらいあるか。なぜそのことを申し上げるかといいますと、あまりにも開きが大き過ぎているのではないかと思うんですね。それがなぜこのような見積りがされていたのかという部分が気になるところであります。  続いてですね、10ページのほうですが、こちらの道路台帳作成業務なんですけれども、こちらは年度が早まっていますが、早まった理由と、あとはまた近年ですね、こちら私はもう急ぎつくっていただきたいと思っている事業であります。その理由としてはですね、今、宮古島市のほうでは、観光客のほうはコロナの影響で激減はしておりますが、いまだにレンタカーの事故等があります。その一つの要因が、カーブミラーの設置の部分が遅れている、それによってのレンタカーと地元の人たちとの事故が多いということで、いろいろと道路建設課のほうとですね、やり取りする中で、カーブミラーの設置箇所は宮古島市は把握しているかという質問で、把握していないということなんですよね。こういった設置、このカーブミラーの部分も全てこの台帳のほうに反映されると思うんですけど、こちらの部分も確認をさせてください。  次に、サトウキビの55ページの件でございます。農林水産部長がおっしゃっているのは分かりますし、またハーベスター、刈取りということで、旧市町村の上野、城辺のほうでしたかね、4,500円のハーベスターの収穫量に合わせて500円という部分でこれは出していたということなんですよね。今の農林水産部長、また市長答弁だと、収入に入ってくるものに対しての補助という理屈がちょっと分かりづらいんですね。例えばハーベスターの部分であれば、この農業に使うお金だということが分かるんです。例えば先ほど下地信男議員がおっしゃっていたような堆肥、必ず使わなければいけない、刈取り、必ず使わなければいけない。それで支出をする、それに補助をするという意味で、必ず使わなければいけないものに対しての支援のお金であれば分かります。しかしながら、これ入ってくるものに対しての見積りに対して500円、この根拠がなかなか分かりづらい。それがハーベスター、幅広くこれを支援していきたいということなんですが、もう一度その辺りをですね、ご答弁いただきたいと思います。 ◎建設部長(大嶺弘明君)   議案第2号、令和3年度宮古島市一般会計補正予算(第11号)の10ページ、道路台帳作成業務の債務負担行為補正についてのご質疑の中で、まず期間が当初は令和4年から令和7年度までだったものが変更後は令和6年度までで、1年間短縮されているということのご質疑でございます。これはですね、この事業はプロポーザルで実施しまして、そのプロポーザルを設計しましたところ、令和6年度までの業務で十分に事業ができるというような設計ができましたので、期間を1年間短縮したということでございます。  それから、カーブミラーをこの道路台帳に盛り込んでいくかということでございますが、現在のところはこの業務の中では設計上はありませんけれども、この業務の中でですね、このカーブミラーの箇所を入れることが合致するのかどうか、その辺は少し検討させていただきたいと思います。 ◎農林水産部長(平良恵栄君)   この500円の積算に関しては、例えばの話で4,500円のハーベスターの使用料がありましたと。その当時500円の補助をしていましたよというような形のものがございました。補助というのはそういう形で、何かをしたからそれに対して補助をしていくというような形だというふうにされていくものですけれど、この事業に関してはですね、総合的な支援というような形の意味合いがございまして、この500円を支援することによって農家の生産意欲を高めるということを目指しております。その中で手刈りに対してもあげます。手刈りの収量ですね、トン当たり500円をあげますし、機械刈りしたものにも500円を交付していきたいという……                 (議員の声あり) ◎農林水産部長(平良恵栄君)   収穫量は32万1,000トンですか、それを基準として捉えて交付していくという形を考えております。 ○議長(上地廣敏君)   福祉部長は。                 (「休憩お願いします」の声あり) ○議長(上地廣敏君)   休憩します。                                     (休憩=午前11時44分)  再開します。                                     (再開=午前11時44分) ◎福祉部長(下地律子君)   金額、指定管理料の積算についてでございますが、こちらについてはまず市が直営をしたときにかかると想定される費用で当初積算をいたしております。人件費についてですが、例えば施設長が1人、児童館職員が正規職員として2人、フルタイムの会計年度任用職員で1人、子育て支援センターの担当職員として正規職員が1人、会計年度任用職員が1人の合計2人、交流施設担当職員として正規職員が1人、子育て支援センターと交流施設の兼務する会計年度任用職員が1人、合計8人の人員配置として給与の考え方ですが、施設長については経験年数10年程度ということで、係長クラス、正規職員は経験年数5年の職員を仮定いたしまして、人件費の積算を行ったところでございます。また、事務費につきましては、現在運営している児童館、子育て支援センターの経費を参考に積算をしたところでございます。ただ、調整をしていく中で、やはりほとんどですね、人件費での減額となっております、内容は。 ◆前里光健君   福祉部長、私、今、この人件費が大きくこれで減額という、それであったというのは分かるんですけども、最初の募集と、そして次の募集の中で人件費というのはとても重要な部分だと思います。それはもう計算していけば、それは子供たちが何名入る施設で、どれぐらいの規模で、どれぐらいの人員が必要かというのがもうあらかじめ分かっている中で、そこが減らされるということは何か要因がある。また、それはすなわち最初募集をしていた中で応募した、応募といいますか、それを見ていた方々は、その数値も見ますけど、次また見たときに金額の差が大きく出るわけですから、それについてなぜなのかということでやはり疑問が出るので、その点についてもし改めて答弁がございましたらよろしくお願いします。  すみません。あと、道路台帳の件なんですけれども、ぜひですね、この機会にですね、明記できる部分はできるだけ細かくできないかというところが私の要望であります。以前のこの旧市町村の道路の管理があったわけですから、これが1つにまとめてデジタル化されるということで、いろいろな部分での情報の共有ができるというふうに思いますので、その点に関してはしっかりと細かくですね、道路台帳に反映できるような形で取組をお願いしたいと思っております。  そして最後に、サトウキビに関してでありますが、ですから大きな枠で捉えられているのは分かるんですけども、根拠がかなり曖昧な部分が大きいんですよね。そして、例えばじゃ最後にお聞きしますけれども、これはどういう申請方法によってこの負担金といいますか、支援金といいますかね、それがプラスされるのか。どういう流れになるのかだけお答えください。 ◎福祉部長(下地律子君)   予算の減額になった根拠につきまして、再度確認をしたいと思いますので、後でお答えしたいと思います。  あと、この最初の公募の中におきましても、予算の上限額を定めておりまして、この上限額に関しましては、市と協議の上、予算の範囲内で決定するというふうに当初のほうから規定をいたしております。 ◎農林水産部長(平良恵栄君)   どういった形で交付していくかとの質疑でございます。この給付金事業はですね、対象生産者は4,615名を予定しております。給付金の申請をですね、簡素化するため、JAおきなわ宮古地区本部が個々の対象者を取りまとめ、代理で給付金の申請や交付の口座振込などの業務を担っていただくという形になっております。 ○議長(上地廣敏君)   ちょっと暫時休憩します。                                     (休憩=午前11時50分)  再開します。                                     (再開=午前11時51分)  午前の会議はこれにて休憩し、午後の会議は1時30分から再開いたします。  休憩します。                                     (休憩=午前11時51分)  再開します。                                     (再開=午後1時30分)  午前に引き続き質疑を行います。  質疑があれば発言を許します。 ◆砂川和也君   よろしくお願いいたします。私は、3点ほどご質疑させてください。  議案第2号、令和3年度宮古島市一般会計補正予算(第11号)の5ページになります。5ページのですね、4款衛生費、1項保健衛生費のほうで、まず海岸漂着物等地域対策推進事業というものと、その下にある一般廃棄物最終処分場民間活力導入可能性調査業務ということのどういう事業かということを教えていただきたいと思います。  もう一点、55ページです。午前中もですね、いろんな議員からご質疑があったことなんですが、さとうきび収穫管理支援事業についてお伺いします。この支援事業はですね、先ほどからいろいろご説明を聞いているんですが、このお金は補助金に当たるのか、負担金に当たるのか、投資資金に当たるのか、これは何の部類に入るのか、このお金は何金なのかということを教えていただきたいと思います。よろしくお願いします。 ◎生活環境部長(友利克君)   一般会計補正予算の5ページの4款衛生費、海岸漂着物等地域対策推進事業、それから一般廃棄物最終処分場民間活力導入可能性調査業務の繰越しなどについて説明をいたします。  まず、海岸漂着物等地域対策推進事業についてでございます。これは、小笠原諸島付近のですね、海底火山による軽石が本市の海岸にも大量に漂着している状況でございます。そのため、12月定例会におきまして、補正予算を計上し、承認をしていただいたところですけども、今年度内での予算の消化ですね、が困難ということでもって来年度に繰り越すというものでございます。  次にですね、一般廃棄物最終処分場関係についてですけども、現在、川満と、それから野田のほうに最終処分場が2か所ございます。川満については、現在もう搬入等は停止をしている状況でございます。それから、野田についてももう搬入がかなり厳しいという状況がありますので、この新たな最終処分場を整備をするという計画を進めているところでございます。そこで、この最終処分場ですね、新たな最終処分場の整備、それから運営の方法をですね、従来ですと市が整備をし、市が管理運営をするというのが通常でございますけども、今回この新たな最終処分場を整備運営するに当たって、民間の活力といいますか、が導入できないか、可能性があるかどうかというものをですね、調査しようというものでございます。これも既に調査業務のですね、契約はしているところですけども、年度内での事業の完了が難しいということでもちまして、令和4年度に繰越しをするという補正でございます。 ◎農林水産部長(平良恵栄君)   補助金として捉えております。 ◆砂川和也君   生活環境部長、すみません、軽石のみという認識でよろしいでしょうかということと、最終処分場は幾つか候補地があって何か今もうそういうのどこかいい場所があるなという形で調べているという形だと思うんですが、ちょっと民間の力というのが、この民間の方々の力というのがちょっと具体的によく分からなかったので、民間の力を、活力をやろうというのが、もうちょっとそこら辺を教えていただけますでしょうか。  農林水産部長、補助金という形でこの事業は行うという形で認識しました。ありがとうございます。 ◎生活環境部長(友利克君)   まず、海岸漂着物関係についてですけども、これは軽石のみということになります。  それから、最終処分場の整備の候補地についてはですね、選定も終えているところでございまして、1か所に絞って計画を進めているところでございます。  それから、民間活力の導入の件ですけども、現在予定をしている事業規模が40億円を超えますので、40億円を超えるようないわゆる資金を調達できる企業が、またそこを少なくとも赤字を出さないような運営ができる企業があるのかどうか、またそういう意向があるのかどうかという調査をですね、これから実施をしようということでございます。 ○議長(上地廣敏君)   ほかに質疑はありませんか。 ◆平良和彦君   私のほうからも何点か質疑させていただきます。  議案第2号、令和3年度宮古島市一般会計補正予算(第11号)の27ページですね、そこの1目総務費国庫補助金の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の、大まかでよろしいので、説明をお願いしたいと思っております。  続きまして、34ページですね、それの1目財政調整基金繰入金のほうで5億7,700万円余りの金額が出ております。これの説明をお願いしたいと思います。  あとですね、先ほどからいろいろ出ておりますが、55ページのさとうきび収穫管理支援事業なんですけども、農林水産部長のほうがかなり説明はしているんですが、ちょっと一般の人も分かりづらいのかなと思うので、もう一度説明をお願いしたいのと、根拠とかですね、あとこれは市長は在任期間中行うということなので、この1億6,300万円は、これいつの分なのかをちょっと教えていただきたいと思います。  それと、60ページの2目道路維持費なんですけども、ここで4,400万円余りのマイナスが出ております。これの理由をお願いしたいと思います。  もう一つ、最後ですけども、77ページの1目基金費なんですけど、そこに庁舎等建設基金積立金があるんですが、これ5億円ほどありますが、これのご説明をお願いします。 ◎市長(座喜味一幸君)   サトウキビの収穫と生産意欲の増進に係る事業、500円を4年間継続するかというふうに理解をして答弁をいたします。  今日の午前中からもいろいろと議論になっておりますが、この私たちの宮古島の農業の根本的な問題というものがいよいよ高齢化を通して差し迫っているというふうに思っております。大きく見ますと、やっぱり70億円から100億円近いサトウキビの変動というものを安定化させながら、もっとしっかりとした農家の収益につなげるための生産的体系の在り方等の技術的な課題もあると思っております。サトウキビなかりせば、このサトウキビの生産から生まれる雇用、サトウキビ農家だけでも新しいデータで見ましてもやはり5,000名近い就業者がいるということにおきまして、高齢化が進んで、いずれにしてもサトウキビの集団化、委託等を進めなければならない、仕組みづくりをもう進めなければならない、そしてこの合理化に伴う雇用の問題を解決しなければならない等々の課題が横たわっていると思っております。そういう意味で、この高齢化していく中で、生産意欲を高めて、午前中も申し上げたように農家の手取りを増やしてできるだけの継続をして増産をしてもらうという意味からすると、農家の手取りを増やすためには、生産費高騰化、機械化が進んでいる中で、やはり農家の手取りというものを確保して生産意欲を高めなければならないという大きな課題があると思っております。サトウキビに関しては、種々、肥料、堆肥、殺虫剤、農薬等々の補助事業がありますが、1つはこの向こう4年間において安定したサトウキビの生産体系というものを確立していく。そのためには今その生産費のコスト低減というようなことを中心に申し上げておりますけれども、事業のスクラップ・アンド・ビルド、要するに農家の生産、所得向上につながるような、やはり従来のやってきた事業も見直しながら、もっと効率的な投資をしていかなければならない。これは、当面私の任期中はしっかりと農業振興、農家の所得向上、そういうものをトータルとして進めていく中で検討していく課題であって、4年間ではぜひともに農家の所得10%以上アップのためにはしっかりとした検討をしてまいりたい、このように思っております。 ◎農林水産部長(平良恵栄君)   今回の補正予算の基準なんですけれど、これは2020―2021年産の収穫量を基準として捉えております。これは、令和3年度に上げる交付するべき支援事業ですけど、令和3年度に上げるということで今回補正に上げた次第でございます。 ◎企画政策部長(垣花和彦君)   議案第2号、令和3年度宮古島市一般会計補正予算(第11号)に係る質疑でございます。ページ数が27ページになります。16款国庫支出金、1目総務費国庫補助金で、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金、これが5億236万1,000円と補正増いうことになっておりますが、この内容についてのご説明をいたします。  新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止と感染拡大の影響を受けている地域経済や市民生活への支援を地方公共団体が地域の実情に応じてきめ細やかに実施できるように創設された交付金でございます。この交付金の配分額につきましては、人口、それから事業所数、財政力、新型コロナウイルス感染症の感染状況等を勘案して国によって算定されまして、本市については12月下旬に5億236万1,000円の交付限度額が示されております。これを受けまして、今回補正で計上をしております。  ちなみに、この臨時交付金につきましては、これまで実施した事業についても財源として対象とすることが可能となっておりますので、この臨時交付金を活用いたしまして、宮古島市としては5つの事業で10億1,711万8,000円を交付対象として、これ事業費総額ですね、を活用することにしております。1つ目が宮古島市事業者応援助成金、これは感染症の影響を受けている市内の事業者に対して1店舗当たり上限20万円の交付を行うものでございます。それから、2つ目が感染対策を踏まえた消費促進による経済振興事業、ワイドークーポンの事業でございます。こちらも財源として活用させていただいております。それから、3つ目が新型コロナウイルス感染症対策補助金事業、これは感染拡大の防止を図るために1箱25個入りの抗原検査キットを購入いたしまして、宮古島医師会に配布するという事業でございます。4つ目が新型コロナウイルス感染症経済対策の事業でございまして、これは各種の支援金を受けるためのサポートセンター、これを実施するということでございます。それから、5つ目が宮古島市観光リカバリープロジェクト推進事業、この事業もこの交付金を活用しまして実施をしております。約5億円の臨時交付金を活用して、5事業、総額10億円余りの事業を実施しているということになります。 ◎総務部長(宮国泰誠君)   まず最初に、一般会計補正予算の34ページ、1目財政調整基金繰入金の件でございます。今回の補正につきましては、これまでの財政調整基金を活用して実施してきました新型コロナウイルス感染症対策事業、新たに3月定例会で事業の財源を国庫支出金として計上しておりますが、それの財源振替というふうな考え方で財政調整基金の繰入金を減額しているところでございます。また、予備費においてもですね、同様に財政調整基金を財源としてきたところでありますので、併せて基金繰入金の減という予算措置を行っております。  次に、1目基金費について、補正予算書77ページですけども、この庁舎等建設基金積立金、この積立金につきましては、今後のですね、公共施設の建設更新、あるいは大規模修繕等に対しての財源として積立てを行っていこうというふうに考えております。直近でいいますと、総合体育館の建設が今大変急務でありますけども、今回も耐力度調査等の予算がありますので、令和4年度当初予算でも基本設計を計上しているところであります。そういった状況も踏まえましてですね、今回の補正予算で剰余金の積立てを行うというふうな考えでありまして、今後の必要となる建設費用の財源の確保という観点も含めてですね、財政負担の軽減につながるものだと思っております。 ◎建設部長(大嶺弘明君)   議案第2号、令和3年度宮古島市一般会計補正予算(第11号)の60ページの2目道路維持費の12節委託料の4,355万1,000円減の理由でございますが、この委託料は道路台帳整備の件が主な理由でございます。といいますのも、道路台帳整備はプロポーザルで実施したために、この業者を集めるのがコロナ禍においてプロポーザルやるのが困難でありました。そのため、もう年明け頃から業務始まりまして、1月頃に契約が行われました。したがいまして、令和3年度の出来高がですね、当初見込みが3,000万円余でしたけれども、令和3年度の出来高が400万円余しかありません。このため、この道路台帳整備の減額が3,000万円余となります。ほかにも委託業務がありまして、清掃などの委託業務がありますけども、この清掃については当初委託で考えていたんですが、市の作業員で賄うことができたために、この委託費を使用することがなくなったために減額しているという状況でございます。 ◆平良和彦君   ちょっと再質疑を行いたいと思います。  この1目財政調整基金繰入金なんですけども、これ現在お幾らあるのか、あとこの財政調整基金というのは大体どういったものに使われるものかをちょっとお聞きをしたいと思います。よろしくお願いします。  それとですね、先ほどから言っていますように、55ページのさとうきび収穫管理支援事業の件なんですけども、これの1億6,300万円は、この財源はどちらから来ているのか。先ほど市長も述べておりましたが、農家の皆さんの手取りをですね、やはり上げなきゃいけないというのを私も重々感じておりますし、これはいい、市長の考えは、農家のね、ことを考えての事業だと私も考えます。そういう中でですね、先ほどから基金の話も出ておりました。4年間もし行うとなれば6億円余りのお金が出るのかなと思っております。総務部長も申しておりましたが、やはり市としていつ何どきどういった事業が行われるか分からないと、総合体育館も造らなきゃいけないと、いろいろあるんですけども、であれば、毎年上げるのもいいんですけども、ではなくて、例えば基金をつくってですね、農林水産業振興基金とか、そういったものをつくって、ここに農家のために使うという確保すれば農家の皆さんも安心できるのかなといった私の考えがあるんですけども、それはどうなのか、そういうことですね。それをちょっとよろしくお願いします。 ◎市長(座喜味一幸君)   平良和彦議員の基金の提案というのは大変興味深い提案だと思っておりまして、今後検討していくべきかなというふうに思います。  なお、この4年間で農業振興をしっかりと方向性を持って、農家が明確に目標に向かって、また若者が定住化していく、これがやっぱり宮古島の社会を維持していく大変重要な課題だと思っておりますから、その辺を含めて4年間の中で最終的には農家の所得が間違いなく上がっていく、安定していくというような形を、これは農協、製糖工場、各機関と連携しながらやっていかないといけないと思っております。また、私が先ほど午前中にも申し上げましたように、このいろんな技術的な問題もありますから、サトウキビの作付体系を行政や宮古地区農業振興会等々と連携しながら1つの方向性をしっかりと固めていく。そうすると、計算上は15%の増収も見込める。それは、金額にすると約9億円とか10億円とかという増産にもつながるというふうに思っておりますから、その辺はどこにどう投資することによって農家の意欲と所得向上につながるか、それはやっぱり課題としてしっかり検討、また各組織との議論、連携を取っていきたいと思っております。 ◎総務部長(宮国泰誠君)   財政調整基金の令和3年度末、今年度末の見込みがですね、約83億1,900万円、令和4年度の当初予算に対してですね、取崩し額が11億318万円としておりますので、令和4年度当初には約72億円の財政調整基金の積立てというふうになります。 ○議長(上地廣敏君)   休憩します。                                     (休憩=午後1時59分)  再開します。                                     (再開=午後1時59分) ◎総務部長(宮国泰誠君)   失礼いたしました。財政調整基金の使い道というご質疑ですが、これは特定の事業の財源という考え方ではございません。宮古島市の財政の健全な運営に資する基金という考え方でございます。予算の編成する上でですね、財源の不足が生じた場合にその基金を取り崩して財源として活用していくという目的の基金でございます。 ◎農林水産部長(平良恵栄君)   さとうきび収穫管理支援事業の財源の内訳はということでございます。これ一般財源対応ということでなっております。 ◆平良和彦君   さとうきび収穫管理支援事業は一般財源というふうにお答えもらいました。一般財源見ますと1億6,400万円余りの金額が出ております、確かに。これは財政調整基金なのかなと私は思ったんですけど、ではないということでよろしいですかね。よろしくお願いします。 ◎総務部長(宮国泰誠君)   今のサトウキビ支援のもの、一般財源という答弁です。財政調整基金についてはですね、先ほども申し上げましたが、どの特定の事業の財源として活用するという考えではありません。トータルとして財源不足が生じたときに基金を取り崩して一般財源として活用していくという考えですので、今農林水産部長が答弁したとおりでございます。 ○議長(上地廣敏君)   ほかに質疑はありませんか。 ◆新里匠君   質疑いたします。議案第2号、令和3年度宮古島市一般会計補正予算(第11号)についてです。  まず、7ページの繰越明許費補正の8款土木費の佐良浜地区における地域拠点整備検討調査業務1,199万円についての説明お願いします。  その下なんですけれども、10款教育費、1項教育総務費、旧伊良部中学校不動産鑑定評価業務。4校中3校が今使われていないんですけれども、この伊良部中学校を先に不動産鑑定をするのか。ほかのところやっているかもしれませんけれども、これを今繰越明許費で出している理由をお聞かせください。  続きまして、41ページ、14目沖縄振興特別推進費の中で公立幼保連携型認定こども園整備事業の工事費についてですね、先ほどから説明会等でという話があってですね、住民の意見取り入れていただいて、見直しをしていただいたというところで、感謝をしたいと思います。その上でですね、これからの話の中でですね、下地信男議員への答弁で幼稚園は修繕というところを答えていらしたんですけれども、これは修繕をやって何年ぐらい使用するのかという部分とですね、保育園については保育所等あり方検討委員会で民間に委託したらどうかという話もあるということでしたけれども、具体的なこれからの伊良部地区の幼稚園、保育園、こども園、これの流れをあれば教えていただきたいと思います。  続きまして、6款農林水産業費の部分でですね、5目農地費の部分なんですけれども……                 (「ページ、ページ」の声あり) ◆新里匠君   すみません。55ページ、5目農地費の中で県営土地改良事業負担金というのが1億4,012万円あります。これについて多分市の負担分の負担金ということだと思うんですけれども、これは年度末にこれを出すことになっているのか、またこれからの事業に対してなのか。それであればですね、事業面積といいますか、全体の事業が例えば30億円で市の負担分が1億4,000万円ですよとか、そういったのが分かれば説明をお願いをします。  続きまして、57ページなんですけれども、4目漁港建設費の中で、説明の欄、水産物供給基盤機能保全事業、400万円の委託料についてお伺いをいたします。  もう一つ、55ページ、さとうきび収穫管理支援事業なんですけれども、500円のですね、根拠ということで、高齢化が進んでいるという部分とですね、あと機械化や資材の高騰によって生産環境が悪化しているというような答弁がありましたけれども、そもそもこの500円の価格のですね、見積り根拠の説明がちょっとないと思うんですけれども、その500円というところは例えば全体の予算を1億5,000万円ぐらいにしようというところでの経費の見積りなのか、500円を上げれば生産意欲が向上するというような根拠があるのか、そういった観点からの500円の見積り根拠を説明をお願いします。 ◎福祉部長(下地律子君)   議案第2号、令和3年度宮古島市一般会計補正予算(第11号)についてでございます。公立幼保連携型認定こども園の減額の件でございますが、ご質疑の幼稚園舎の修繕のお話がありましたが、先ほど修繕といいますか、今園舎が2棟ありまして、今両方使用しているというふうに聞いておりますが、そちらは新しいほうの園舎のほうを使用していきたいと考えておりますが、その修繕につきましては必要に応じて順次対応していきたいとは考えておりますが、あと何年とかというのに関しては、具体的にこども園がどういう形で何年後にということはまだ不透明なところがございますので、その辺は修繕で対応しながらいきたいと考えております。今後の保育園、こども園の在り方についてといいますかね、お話があったんですが、今後の伊良部島のこども園も含めてですが、改めて保護者の意見も聞きながら、先ほども申し上げましたように委員会等で議論をしていきたいと考えておりますが、伊良部島だけではなく、宮古島市全体の幼稚園、保育園のこども園移行への方針も含めてですね、具体的な計画をつくっていければと考えております。 ◎農林水産部長(平良恵栄君)   まず初めに、55ページの5目農地費で県営土地改良事業負担金1億4,012万円についてでございます。県営農地整備事業受益者負担金で増額12万円についてのご説明をいたします。これは、県営土地改良事業補正増に伴う受益者の負担増となっております。それで、年度末に出すことになっているかということでございますので、これは年度末に出していく形になります。面積はということなんですけれど、これちょっと資料を持ち合わせておりませんので、後でお答えしたいと思います。  あと、57ページですね、4目の漁港建設費の補正前の額が6,400万円、補正額が400万円、計で6,800万円ということで、委託料が400万円のこの事業の内容についてでございます。これについては、これ狩俣地区でですね、今工事が進められておりますけれど、工事完了後に保全計画を変更ですね、またつくらなければならないわけですが、これちょうど補助事業が認められましたんで、それで今回追加の補正という形になっております。  あと1つ、500円の根拠ということでございます。新里匠議員おっしゃっているとおり、高齢化、機械化、資材高騰に伴うという形で我々説明してきておりますけれど、500円の根拠というのは、サトウキビのですね、収穫に当たって、ハーベスター、これ4,500円ありましたけれど、今は500円の補助がなくなっているということで、この500円が基礎の500円という形で充てられております。ただ、この事業に関しては、この500円をですね、手刈りにも充てていく、機械収穫にも充てていくという形でですね、考えているところでございます。トン当たり500円の補助を実施したいと。それを有効に活用していただいてですね、増産につなげていただきたいというのが目的でございます。 ◎建設部長(大嶺弘明君)   議案第2号、令和3年度宮古島市一般会計補正予算(第11号)の7ページ、第2表、繰越明許費補正の中の佐良浜地区における地域拠点整備検討調査業務の内容の説明をということでございますので、説明いたします。  内容としましては、佐良浜地区を含めて伊良部地域はですね、都市計画区域の指定がなされておらず、これまで都市計画区域外としてのまちづくりが行われてきたことから、数多くの狭隘道路が存在するなど都市基盤の整備がなされているためにですね、居住環境の改善、またこれらが起因するものと思われる人口減少に伴うコミュニティーの存続危機など、様々な課題を抱えているために、こういったことを解決するということで佐良浜地区の将来像を明確にしていくという調査業務でございます。繰越しをしておりますけども、これ業務の内容としましては、地域の皆さんを集めてですね、今後の将来像を語りながらというふうな、佐良浜の将来像がいいかというようなことを集まって議論する調査であるんですけれども、コロナ禍でですね、どうしてもこの集会をすることなど、会議をすることができなかったということで、このような繰越しとなっております。 ◎農林水産部長(平良恵栄君)   先ほど県営事業の面積ですね、の増についてということでの話でございましたけれど、面積ではですね、ちょっとできないということで、総事業費で45億6,700万円から65億9,300万円に増になったということでご理解願いたいというふうに思います。よろしくお願いします。 ◎教育部長(上地昭人君)   議案第2号、令和3年度宮古島市一般会計補正予算(第11号)の7ページ、繰越明許費補正の1項教育総務費、旧伊良部中学校不動産鑑定評価業務250万円の繰越しについてのご質疑でございます。本事業は、去る12月定例会の補正第7号によって補正をいただいた予算でございます。現在、伊良部中学校においては、具体的に利活用について提案と要望がございます。よって、伊良部中学校について今鑑定業務を実施しているところでございます。しかしながら、今年度末が近づいて、この我々が提供する図面等だけで鑑定結果がきちっと出るということになるのか、あるいは場合によっては現場を実測して詳細な資料でもって結果を出すというようなことになるのか、非常に微妙なところでございまして、4月に繰り込むということが考えられますので、今回繰越明許費に計上させていただいております。ほかの学校はどうなのかというご質疑もありましたけども、現在提案をいただいているのは伊良部中学校のみでございますので、やはりこの不動産鑑定というのはですね、適切に行っていくべきものだと思いますので、また具体的な提案が上がった時点でほかの学校につきましては適切に鑑定業務を入れていきたいと考えております。 ◆新里匠君   まず、41ページの公立幼保連携型認定こども園の件ですけれども、これ当局がですね、下地律子福祉部長を筆頭に予算立てをして、事業をですね、実行するという年度に住民の意見を聞いてくれというところでですね、予算の削除となったことについてですね、本当に心苦しいというところもあります。これは、ただこれから先ですね、ずっとそこにある施設でありますので、それを重々承知でですね、ちょっと指摘といいますか、そういうことをやってきたわけでありますけれども、これについてですね、退職をする年度においてそういうことが事実としてあったということについてはですね、おわびと、また感謝したいと思っております。並びに市長もありがとうございます。  すみません。ちょっと質疑をし忘れたんですけれども、6ページのですね、繰越明許費補正のですね、6款農林水産業費、1項農業費の中の農業水路等長寿命化・防災減災事業3億5,663万9,000円があるんですけれども、これの説明もちょっとお願いをします。  先ほどのサトウキビの話ですけれども、農林水産部長の答弁からするとですね、この大きな理由は、収穫に対するハーベスターのですね、4,500円のときの500円の補助が合併前にあったからそれに合わせたというところでありますけれども、実質市長のほうもこの500円復活というところの意図が大きいのかどうかというのを聞きたいと思っております。というのはですね、必要性はどういうことかというところでですね、資材高騰とですね、高齢化問題、さらに市長においては、土地の集団化といいますか、そういうのが必要なことになってきているというところでですね、基幹産業としてのサトウキビがですね、根底が高齢化によって揺らぐのではないかということで、それを守りたいということの説明もあったかと思っておりますので、そこら辺をですね、どっちが主なのか、本当の理由なのかというところ、2つそうだというんであればそれでもいいと思います。それをお願いをしたいと思います。資材高騰と言いましたけれども、この詳細を確認をしているかというところお聞きをしたいのと、高齢化問題、大変重要な問題だと思っています。これは農業における高齢化ですね。今後のですね、この高齢者が増えることによるですね、その弊害といいますか、そういうところの調査ってできているのかというところもお答えをいただきたい。これはですね、この市長がおっしゃられた集団化の話はですね、基幹産業を守るという意図でこの500円出すというんであれば、人・農地プランというもののですね、実質化、これをやはりしなければいけないと思います。そこも併せて市長の考えお聞かせいただければと思います。 ◎市長(座喜味一幸君)   これまでサトウキビの生産意欲増進というようなこと、これまで私はサトウキビの農家の皆さんともいろいろ懇談をする機会がございました。この最初の私500円という発想はですね、行政が最近農業政策に対して投資が弱い、特に合併後の旧郡部の市町村であった補助等がほとんど切られているのではないか等々のいろんな意見がありました。まず、どうして500円のサトウキビの収穫代を引くかと、切るかというような意見等もありまして、最初農家の手取りを増やしていくためには、この500円のハーベスターに助成した部分というのを復活すべきだという意見大変多うございました。こういう中で、私も一応ベースとしては500円ということをベースに考えてきましたが、るる検討していく中では、このハーベスターのみならず手刈りも含めて、そして行く行くはこの農家の手取りを増やしていかないとサトウキビは年々減るぞと、年寄りが増えるよというような課題、そういうもの等を考えたときに、やはり政策誘導として最も効果があるのは、多くの農家の皆さんが複合しながらもサトウキビをしっかりと育てているというような部分において、この500円というものを生産意欲、そして増産、農家の所得、そういうものにつなげればありがたいというようなことで500円というものは考えました。  なお、全体として見ましたときに、今年も豊作だと思いますが、去年も豊作だったんですが、単純計算すると一戸当たり3万5,000円から4万円というような補助というようなことになって、これは農家経営にとっては生活を含めた生産投資という意味において有効である。去る10月の市議会議員選挙等々の中でも、いろんな農家の皆さんとの懇談会等で意見交換もやらせていただきましたけれども、まずの切り口としての農家の要望というものは、サトウキビ、トン当たり500円、これはどうしても通してくれというような意見等もございました。補助金という形での大きな生産意欲増進、所得向上というような部分からして、取りあえずはこの500円というものを切り口にして、先ほどから申しておりますもっと効果的な我々の投資の在り方、これはどんどんとに進めていきたい、関係機関との連携しっかりとやっていきたい、そのように思っております。 ◎農林水産部長(平良恵栄君)   まず初めに、農業水路等長寿命化・防災減災事業についてでございます。この事業はどのような事業ということですが、これは水管理労力が増してきていることから、農業用用排水施設の整備並びに水管理施設、維持管理施設、安全施設等の農業用排水に附帯する施設を整備して水管理の省力化を図ることを目的として実施している事業であります。この繰越しの理由なんですけれど、これ全体でいえばもう今年度中の事業の完了は困難であるということで繰越しを行いたいということでございます。一つ一つの現場でいいますと、砂川第3期地区、これ新型コロナウイルス感染防止対策の影響で水中ポンプの製作が制限されていて年度内の完了が困難になったという状況です。福里第3期地区、これ水管理施設一式なんですけれど、新型コロナウイルス感染防止対策の影響で水中ポンプの製作が制限されていて年度内の完了が困難となったということです。あと、宮古第1地区ですね、これ管水路工事一式なんですけれど、これパイプラインに使用する管材の検討がですね、必要とされて、関係機関との協議、調整に不測の日数を要したために工事の着手が遅れたという形になっております。それと、池原地区です。これは安全施設一式ということで、これについては関係機関との協議、調整に不測の日数を要したため、本工事の着手が遅れたという形になっております。  それと、先ほどですね、資材の高騰ということで、確認はされているのかということなんですけれど、これは毎回補助事業、肥料であるとかいろいろ資材関係もやっていますんで、そういう中で確認されているということです。  あと、高齢化についての確認はされているのかということなんですけど、これ農業センサス等ですね、そういったのがございますので、今資料は持ち合わせておりませんが、後日ですね、提供していきたいというふうに考えております。 ◆新里匠君   資材高騰の資料は、補助をするですね、資材等で高くなってきているというところで確認を取れると、高齢者については農業センサス等の調査によるということだという回答いただきました。これですね、そういうことを答弁の中に入れるというところにおいてはですね、根拠資料というものはやはり出していただきたいなと思っておりますので、お願いをしたい。そして、高齢化の話はですね、これからの人・農地プランの部分に直結をしてくる部分でありますので、そういう観点を持っていらっしゃるとは思いますけれども、前面に出していかないと、やはり国も人・農地プランの実質化というところを掲げている背景にはですね、これが進んでいないということがあると思いますので、ぜひお願いをしたいと思っております。  先ほどですね、市長が、農家が求めているので、500円の補助が一番いいのではないかと。3万5,000円から4万円各農家ということは、もう70トンから80トンの農家がいっぱいいるということで、この3万5,000円から4万円をもらったら生産意欲が湧くという話だったんですけども、私はですね、そういう観点からすると、トン数のですね、増産率をですね、線引きすることによって、例えば20%以上のですね、増産をした農家には奨励金を出すとかですね、そういった部分をすることによってですね、意欲というのは湧いてくると思うんですよ。要は頑張る人と頑張らない人の差をつけるというところは、やはり平等な競争の中で生産意欲湧くんだろうと思っております。そして、もう一つは、若者育成とかですね、この高齢者の問題もしかり、そういうところを、本当に500円ももちろん農家が必要であるというんであれば必要なんでしょう。けれども、役所の財源というものはですね、僕が語るのもよくないと思うんですけれども、限られているというところにおいては、やはり実質的に効果があるようにやらなければいけない。先ほど平良和彦議員がおっしゃっていましたけれども、この基金の部分をですね、何とかできれば、困ったときに助けていただけるというセーフティーネット的な役割ということもできると思っておりますので、ぜひお願いをしたいと思っています。  最後にですね、この予算というのは令和2年、令和3年というところでの収穫量によってこの補正の金額が使われるわけなんですけれども、果たしてこれ遡ってですね、この予算を使うということがですね、正しいかどうかということは、やはりもう少し考えるべきなんだろうとは思っています。これ財政の部分ですから、総務部長のほうに意見を聞きたいんですけれども、遡るということはですね、どこまでも遡れるかという話にもなるわけですね。それは、市長が就任したときからという話になればですね、この1月20日付近以降に工場に納めた、生産をしたという方々のみが当たるという話にもなりますし、その前だったらもう何年も何年も遡れるわけですよ。役所的な考え方で遡って物事をやるということについて、総務部長、意見を聞かせていただきます。 ◎総務部長(宮国泰誠君)   今議論されていますね、遡って支給ができるのかという観点から申し上げますと、今補正で上げているのは2020―2021年産の収穫量に対しての補助金ということでございます。一番の疑問はですね、遡れるのかという疑問だと思っておりますが、一応私どもとしては、地方自治法施行令のですね、第143条の第1項第5号において、補助金の交付額が決定した日に所属していれば支出については可能だと思っておりますし、それがさらに遡るかというと、その年度内に支出負担行為を出すことができませんので、今回の補正よりは遡れないと。2019年度、2020年度といって遡及していくことはできないというふうに考えております。                 (「休憩お願いします」の声あり) ○議長(上地廣敏君)   休憩します。                                     (休憩=午後2時37分)  再開します。                                     (再開=午後2時37分) ◎総務部長(宮国泰誠君)   遡ることがいいのかどうかという観点から申しますと、私たち当然行政手法にのっとって補助金だったり、予算の支出、執行ですね、やっていきますので、そういった中において可能であるという、今補助金の補正でありますので、それについては何ら問題はないというふうに認識しております。 ○議長(上地廣敏君)   ほかに質疑はありませんか。 ◆平良敏夫君   一、二点ほどですね、お願いします。  令和4年度、宮古島市国民健康保険事業特別会計予算ですけど、275ページ、目でいけば1目特定健康診査等事業費なんですけど、本年度が5,787万円、前年度比でいうと328万円の増になっておりますけど、これの説明をお聞きしたいと思います。というのは、健康診査、特定健診、宮古島は受診率が悪いということをちょっと気にかけているもんですから、これって増になっているのは、根拠はですね、どういうことかということ、それと受診率何%か、毎年毎年増加しているのか、そこら辺まで説明してもらえればありがたいですけど、よろしくお願いします。 ○議長(上地廣敏君)   暫時休憩します。                                     (休憩=午後2時40分)  再開します。                                     (再開=午後2時42分) ◎生活環境部長(友利克君)   2点ほどでしたかね、比較をして328万8,000円増加しているということが1点と、その内容、理由ですね。  それから、受診率についてですけども、比較増減についてはちょっと今整理をさせておりますので、後ほどお答えさせてください。よろしくお願いします。  受診率です。令和2年度の受診率は36%となっております。 ◆平良敏夫君   比較というか、ずっと増減してきているのかという答弁は今調べているところかね。                 (「はい、そうです」の声あり) ◆平良敏夫君   36%ですか、これが県平均からどのような位置にあるのかちょっと教えてほしいというところと、先ほどからサトウキビのトン500円の問題がありますけど、この点はですね、市長のね、思いは先ほどから聞いておりますけど、この事業は令和3年度の当初予算で修正されたやつで今度また提案してきているということは、市長の強い思いがあるのか、どういう意図でもって今回提案されているのか、そのことをお聞きしたいと思います。  もう一つ言うと、去年のもんですからね、例えば12月までだったら確定申告終わっているんじゃないかと思うんですけど……                 (「終わって」の声あり) ◆平良敏夫君   いやいや、12月分までを3月にやるんですけど、そういうことには影響ないのか、そこら辺まで答弁できたらよろしくお願いします。 ◎市長(座喜味一幸君)   やはり所得10%アップ、なかんずく農業所得の10%アップ、これは大変重要な私の課題でございまして、サトウキビをしっかりと守っていく、国の安全保障上も宮古島の経済の主たる産業でもある雇用を含めても大変重要な産業であるというふうに思っておりますから、この500円のサトウキビ補助事業を通して今まさに宮古島の農業が大きく変わろうとしている。高齢化を含めて変わろうとしている。そういう中で、今回行政が覚悟を持って農業というものをしっかり振興するというようなことを農家の皆さん、市民に発信をして、経済がしっかりと安定していくというようなことを発信することは、政治的な判断として大変重要だと思っておりますので、強い思いを持って提案をさせていただいております。 ◎農林水産部長(平良恵栄君)   確定申告の話が出てきましたけれど、あくまでもこれ交付決定がされてからの話ですので、去年のものは去年のもの、今年の収入は今年の収入という形で確定申告していくという形ですね、そういうふうになると思います。                 (議員の声あり) ◎農林水産部長(平良恵栄君)   この事業は、令和3年度に実施するために2020―2021年産の収穫量を基準とした形で交付していきたいというふうに考えております。ですので、この補助金が認められた後ですね、交付決定をした後という形になりますので、令和3年度の分を今から支払いをする形になりますので、これは令和4年の収入という形になるということです。 ◎生活環境部長(友利克君)   受診率の県平均との比較、それから宮古島市の受診率の推移についてでございます。まず、受診率の推移ですけども、平成30年度が40.7%、令和元年度が41.1%、令和2年度は36%となっております。受診率は順調に伸びてはいたんですけども、改善をしていたんですが、令和2年度はコロナの影響でもちましてですね、実施回数も減り、また受診をするということも減少したということで、令和2年度は受診率が落ちておるところです。  それから、県との平均でございますけども、令和元年度しかちょっと資料がございません。令和元年度の比較ですと、沖縄県の平均が38.6%で、宮古島市は先ほど申し上げました41.1%となっております。 ◆平良敏夫君   確定申告の件なんですけど、農林水産部長の話を聞いていると補助金が出てから初めて申告するように聞こえたんですけど、1年前の収入なんですよね、今やろうとしているのは。補正でやっているのは1年前の。そのときの収入よく分からないけど、12月締めるんだったら12月までのやつと区別して申告するのか。どっちにするにしても12月分でやるというんだったら締め終わっていると思うよ。後で説明お願いします。  それとですね、特定健診ですけど、コロナ禍でね、健診率が落ちたということは、これは受診する側に原因があるのか、または行政側に原因があるのか、そこら辺が分かればですね、その原因ちょっと教えてほしいんですけど。 ◎生活環境部長(友利克君)   責任の所在がどちらにあるか、また責任が問われるものなのかということかと思いますけども、やはりコロナウイルスの問題といいますのは災害級の事態でございますので、これをどちらに責任があるか、非があるかというところはなかなか答えづらいところがございます。 ◎農林水産部長(平良恵栄君)   まず初めに、このサトウキビ収穫の支援事業のトータル500円の交付なんですけれど、これは補正予算が認められた後から交付申請、交付決定等をやった上で交付される補助金でございます。ですので、これは令和4年のですね、収入としての扱いという形になろうかというふうに思っております。 ○議長(上地廣敏君)   ほかに質疑はありませんか。 ◆富浜靖雄君   富浜です。1点だけ教えていただきたいんですけど、このサトウキビの500円の交付、補助金なんですけど、もしもですね、500円の交付をした後のですね、効果の検証とかを考えているのかというのをお聞きしたいと思います。よろしくお願いします。 ◎市長(座喜味一幸君)   効果の検証、これは当然にやっていくべきことだというふうに思っております。生産意欲というような指数というのが難しいかもしれませんが、午前中から申し上げましているように、例えばこの株出しの今反収が4.5だとか4.6とかというのがあって、面積が60%近くまである。そういうものをもう5トン以上を割ったら3回、4回取らないで2回目で株出しをしなさい、その代わり夏植えをしましょうというような、そういう技術的な話もありますし、やはり今後はこの地力増産だとかいろんな事業とも複合していきますので、ぜひともに若い人たちがサトウキビの生産にいそしめるような組織の話だとか、そういうものをトータルとして考えますと、投資したものが具体的な結果としてサトウキビ増産につながっているか、農家の所得につながっているかというのは、先ほども数字が出されていないぞという話ありました。5年に1遍のセンサスのデータをベースにして議論をしていることが多い。そういうものも含めて、今できれば我々でも流通業界とも連携してデータをしっかりしながらですね、生産額等の整理をしようじゃないかという動きしておりますから、富浜靖雄議員おっしゃる検証というのを、どういう形が最も効果的に実情を反映できるかというような検証、これはやっていきたいと思います。 ◆富浜靖雄君   今の市長のお話なんですけど、増産とか、そういうのがやっぱり農家にとっては大切というか、そのほうがすごく価値があるのかなと思います。ただいまの効果の検証なんですけど、この500円という金額を、先ほどからちょっとお話にあったハーベスターの補助金が500円減っているので、それに見合ったものでっておっしゃっていたんですけど、じゃそれに使われるのか、もしくはその500円を使って堆肥、肥料の購入に使うのか、それとも別に耕運機の燃料費に使うのか。その500円というものをどのように使ったかというアンケート調査なりというのを考えないかというのをちょっと再質疑させていただきます。 ◎農林水産部長(平良恵栄君)   効果の検証のやり方というのはいろいろあると思いますが、今、富浜靖雄議員提案のですね、どう使われたかということのアンケートぜひやっていきたいなというふうに考えております。ありがとうございます。 ◆富浜靖雄君   これもしやった場合なんですけど、本当に大切だなと思うのは、この500円がもしどのように使われたかという調査が行われ、効果の検証がなされた場合、その農家が何を求めているのか、何を考えているのかというのがかいま見えると思うんですよ。なので、これをやった場合ですよ。やった場合は、なるべくそういう細かな精査をして、市長はあと向こう4年間任期中までやりたいと言っているんですけど、これが本当に果たしていいのかどうかという検証にもつながっていくんじゃないかなと思いますので、ぜひそこら辺のご検討も考えていただいて、これを認められるかどうかは分からないんですけど、提案して終わりたいと思います。ありがとうございました。 ○議長(上地廣敏君)   ほかに質疑はありませんか。 ◆山里雅彦君   ただいまの500円の農家補助金でありますが、今日ね、午前中からやっぱり市長が経済に大きな影響がある、総合的な高齢者対策等にもつながる、そして政策的な誘導目標、農家のやる気の問題等々の話をしております。先ほど覚悟を持って提案しているんだという話をしておりました、少し声を上げて。我々も提案された議案に関しては、しっかりとですね、どうすれば農家の所得の向上つながる、農業振興につながるかということで、覚悟を持って議員も議会もやらなくてはいけないというふうに思っております。そういう意味では、1億6,000万円というお金の使い道はどうすれば効果が現れるのか。費用対効果の面、それから最少の予算で最大の効果を現すにはどうしたらいいかというのを考えなきゃいけません。そういう意味では、今度の500円、トン当たりの補助金が本当にそれで、6億円、約7億円のお金を使うんですよね、4年間。それよりは、午前中から下地信男議員からもありましたように、農薬であったり、緩効性肥料であったり、そういった使い道をすることによって、農業振興全般に使うことによって、この費用が、費用対効果が、農家の所得の向上が、農業振興が図れるという意味での午前中からのこれまでの議員の皆さんの指摘なんですよ。そういう意味では、農業振興基金全般に使えるような形で基金の設置の話もありました。予算を伴う基金の設置は、市長提案、当局提案じゃなけりゃできないという話でありますので、我々は、市長が覚悟を持って提案したこの予算に関しては、農業振興のために使ってほしい、最大の効果を上げるために使ってほしいという観点から議論していますので、ぜひですね、上げて終わるんじゃなくて、どうすればこの予算で効果を上げることができるのか、これが一番の今問われている課題だと思っているんですよ。問題だと思っているんですよ、この予算の。ですから、市長の気持ちは分かります。せっかく挙げた手を下ろしたくないって分かりますよ。ですが、我々も、私議長でしたから、1年前は。賛否は問いませんでしたが、やはりみんなの熱い気持ちをですね、しっかりとこの予算を、500円という、私も積算根拠は新里匠議員と同様ちょっと納得しておりません。そういう意味では、ぜひですね、この予算をみんなが農家の所得の向上のために使えるような形で納得できるようにしたほうが、市長も自分の4年間、8年するかもしれませんが、8年するとしたらまた1億6,000万円やるんですか。あと4年間も。だから、そういう意味も込めて、財源って限られるんですよね。4年間ということ限定でやっておりますから、次誰かやった場合にじゃやらないよと言ったら農業ばかにしている、農業振興ばかにしているんじゃないかと、言葉悪いけどね、そういうことを言われかねないんですよ。自分のときだけでいいのかということを含めてこれはしっかり議論する。みんながいいような形でやったほうがいいのかなと思いますが、すみません、オーバーいたしましたけど、市長、この点少しだけお願いします。 ◎市長(座喜味一幸君)   山里雅彦議員の適切なご指摘、そして提案ありがとうございます。まさにそのとおりだと思っております。議員の皆さんも農業に対する思いしっかりと持っておられると思っております。先ほどから4年間1億五、六千万円使うのかというような話ありましたけれども、これまでのサトウキビ、その他農業の市単独事業の項目を見ますと大変多うございます。下地信男議員からも、緩効性肥料何なんだと、20、30%も充足していないじゃないかとご指摘等々あります。この緩効性肥料というものがなぜ補助事業だったのかというそもそもが時代がたつとともに失われて、実は硝酸態窒素の地下水守るために農業が緩効性肥料に切り替えるために市の補助金を出したとかという経歴がなくて、前例どおりというような事業等が間々見受けられる。そういう意味では、今全く山里雅彦議員おっしゃったように、ある意味では白紙の状態で、このままでこれからの高齢化、農業というものは大丈夫なのかというようなことを本当に議論しながら、結構市単独事業も多いんで、それらを整理しながら、そして1億5,000万円相当の農家の支援、次に大きな事業としては、糖蜜、バガス、トラッシュ等の堆肥をサトウキビ農家のみならず施設野菜にもぜひ還元して地力増産につなげようというような、この全体の事業の中でも確たる主要な事業を整理しながら、やはりおっしゃるような間違いない効果を出していく、これが大変重要かなと思っております。またご提案等いただきながら、しっかりと固めた状態ではなくして、いろんな意見を取り入れながら、ぜひともに宮古島の新たな農業の振興に頑張りたいと思っております。 ◆山里雅彦君   力強い答弁ありがとうございます。冒頭で市長が少し合併前に比べると、農業振興の予算の話をしております。私も合併直後に議員出まして、5期目で残っているのはこの議場で共産党の上里樹議員と私だけかなというふうに思っておりますが、そういう意味では、その時々の財政状況に合わせてそういった予算を少しずつできる範囲でやってきたんですよね。そういう意味では、今1億6,000万円というサトウキビ500円補助金をしっかり使えるような状況になっているんですよ。そういう意味では、午前中も補助率の話をしておりましたが、プレースメント30%程度、その他のいろんな10%、20%、緩効性肥料等も20、30%しかない。その状況の中で、50%に近づけるためには予算を近づけて予算をうまく利用することが、500円じゃなくて、1トンも2トンも反収が上がれば四、五万円上がりますから、そういう意味ではその使い道のほうがいいんじゃないかという話でありますので、市長、これ答弁要りませんから、ぜひこの費用を農業振興基金に設置していただいて、この4年間でしっかり農家の所得向上に向けての事業をやってくださいよ。よろしくお願いします。答弁は要りません。一般質問で言います。 ○議長(上地廣敏君)   ほかに質疑はありませんか。 ◆上里樹君   議案第2号、令和3年度宮古島市一般会計補正予算(第11号)の……                 (「マイク」の声あり)
    ◆上里樹君   失礼しました。7ページの第2表、8款の土木費、5項の港湾空港費のみなとまち宮古再生プロジェクト事業、それから下崎船だまり整備事業について説明をお願いします。  それから、令和4年度の特別会計ですけども、議案第15号、令和4年度宮古島市再生可能エネルギー運営事業特別会計予算のページが、議案の第15号ですけども、416ページになります。本因の質疑にお答えして、24軒が加入しているようなお答えがありました。この24軒、これ全世帯に対して何%の同率になるのかお答えください。  それから、お答えの中で修繕費の雨漏りというお話がありましたけど、これは何の雨漏りの修繕なのかご説明をお願いします。                 (「休憩お願いします」の声あり) ○議長(上地廣敏君)   暫時休憩します。                                     (休憩=午後3時09分)  再開します。                                     (再開=午後3時12分) ◎建設部長(大嶺弘明君)   議案第2号、令和3年度宮古島市一般会計補正予算(第11号)、7ページの第2表、繰越明許費補正の中の5項の港湾空港費の事業名がみなとまち宮古再生プロジェクト事業の内容でございますが、この事業は、CIQ施設ですね、クルーズ船が係留します旅客ターミナル施設、あの一帯からトゥリバー地区にかけての海浜港湾地区において、にぎわいあるまちづくりをしようというような事業に取り組んでいるところです。そして、加えて中心市街地もですね、この中に組み入れまして、新たな宮古島市のにぎわいある空間をつくろうというような事業を展開しているところでございます。  それから、下崎船だまり整備事業ですが、これは事業の目的としましては、漲水地区の交流機能強化に伴いまして、小型船だまり及び周辺の機能を移転するために、下崎地区に新たなですね、小型船だまり及び港湾関連用地を整備するというような内容の事業でございます。 ◎企画政策部長(垣花和彦君)   議案第15号、令和4年度宮古島市再生可能エネルギー運営事業特別会計予算の、ページ数でいいますと416ページになります。まず、修繕費でございますが、今回80万円の計上を行っておりますけれども、これは太陽光のパネルを屋根に載せております24世帯の分の雨漏れ等がもし万が一発生した場合ですね、その修繕に対応するための経費として計上をしております。これについては、前年度も同額で予算計上しておりますけれども、前年度も実績がないということになっております。実績が毎年あるということでもありませんが、毎年最大これぐらいはかかる可能性があるということで、80万円で前年度と同じ額を計上しております。  それから、24世帯で対応していただいておりますけれども、これは来間島の全世帯の約25%になるということでございます。 ◆上里樹君   お答えいただいた議案第2号、令和3年度宮古島市一般会計補正予算(第11号)の7ページの……                 (「マイク」の声あり) ◆上里樹君   失礼しました。7ページの第8款土木費の5項の港湾空港費のみなとまち宮古再生プロジェクト事業と下崎船だまり事業についての内容をご説明いただきましたけども、なぜ繰越しになったのかもお答えください。  それから、ただいまの再生エネルギーについてですけども、416ページ、これ雨漏りに備えて工事に関連してですね、発生がするかもしれないという想定の下になさっているんですけども、これは基準として築何年とか、そういう建物に対してパネルの設置をするというような、そういう基準はありますでしょうか。老朽化している建物に対しては多分こういった被害が発生すると思いますけど。 ◎企画政策部長(垣花和彦君)   この事業に関しましては、民間事業者と合同で行っておりますけれども、どういう屋根にこのパネルを載せるか、このことにつきましてはですね、やはり現場を見ながら、住宅によっては築何年になっているのかちょっと確認できないところもございますので、現場を確認しながらですね、その状態を確認をして、この住宅がパネルを設置したときにどういう状況になるのか、そういうものを勘案しながらですね、対応していくことになると思います。住宅の所有者と相談をしながらですね、その辺は対応していくことになるというふうに考えております。 ◎建設部長(大嶺弘明君)   議案第2号、令和3年度宮古島市一般会計補正予算(第11号)の7ページ、繰越明許費補正の中の5項の港湾空港費、みなとまち宮古再生プロジェクト事業の繰越明許費の理由についてです。当該事業は、基本構想策定に向けた作業部会を2回、それから検討委員会を3月末までに数回を予定しておりましたけれども、新型コロナ感染の拡大によりまして、これらの作業部会、それから検討委員会の開催に遅れが生じたことから、期間内での完了と支出が困難となったために事業費を繰り越すというふうなことでございます。 ◆上里樹君   ただいまのご答弁に対してですけども、このみなとまち宮古再生プロジェクト事業、それから下崎船だまり整備事業……                 (「マイクして」の声あり) ◆上里樹君   またマイク失礼しました。ただいまの答弁に対して再度質疑させていただきます。  このみなとまち宮古再生プロジェクト事業と下崎船だまり整備事業、これは基本構想やいろいろこれから検討を重ねていくというんですけども、せんだってEXPO2025大阪・関西万博、それに関連するPFI事業の説明会があったようです。そのときの資料を見ましたけども、このEXPO2025大阪・関西万博に関連してのこの作業、これとの関係についてどのようになっているのかご説明お願いします。同じ港湾施設の整備になっていますか。                 (「休憩お願いします」の声あり) ○議長(上地廣敏君)   休憩します。                                     (休憩=午後3時21分)  再開します。                                     (再開=午後3時22分) ◎建設部長(大嶺弘明君)   このみなとまち宮古再生プロジェクト事業、それから下崎船だまり整備事業に係るのかということですけども、このEXPO2025大阪・関西万博PFI説明会、これはこれらの事業とは何ら関係はございません。 ○議長(上地廣敏君)   ほかに質疑はありませんか。                 (「質疑なし」の声多数あり) ○議長(上地廣敏君)   質疑がないようでありますので、これにて質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております計19件については、お手元にお配りした議案付託表のとおり、各所管委員会に付託をします。  なお、議案第2号の歳出については、歳出款項別審査委員会表により所管委員会のご審査をお願いいたします。  これで本日の日程は全部終了いたしました。  よって、本日の会議はこれにて散会します。                                     (散会=午後3時23分)...